レディシのレキシ (その2)
VARIOUS ARTISTS
『Forever, For Always, For Luther』 GRP(2004)
後の相棒レックス・ライドアウトが監修したルーサー・ヴァンドロス復帰祈願盤にて“My Sensitivity(Gets In The Way)”をスムースに快唱。ここでサックスを吹くボニー・ジェイムスのソロにも客演した。*林
MAYSA
『Smooth Sailing』 N-Coded(2004)
上述のレックスがレディシ以前にバックアップしていたインコグニートの歌姫。ここに収められた“Scat World”ではレディシがスキャットを披露していた。レディシは2008年作『Metamorphosis』にも関与。*林
BLACKALICIOUS
『The Craft』 Anti-/Epitaph(2005)
新作に関与したチーフ・エクセルのヒップホップ・ユニット。先にマルーンズの作品にも参加していたレディシだが、ここでは1曲目からラップもかまして熱唱。これを聴けば新作の方向性にも納得だ。*林
VARIOUS ARTISTS
『Interpretations: Celebrating The Music Of Earth, Wind & Fire』 Stax/Concord(2007)
レディシのメジャー進出に貢献したコリン・スタンバックの監修によるEW&Fトリビュート盤。レディシは“Devotion”を、祈りを捧げるように熱唱している。プロデュースはレックス・ライドアウト。*林
GORDON CHAMBERS
『Love Stories』 Dome(2007)
〈R&Bとジャズが等しく好き〉ということで実現したレディシとの共演。ムーディーなミディアム“To Love Again”で歌うレディシはいつものように燃えすぎることもなく、主役のゴードンを引き立てている。*林
VARIOUS ARTISTS
『We All Love Ella: Celebrating The First Lady Of Song』 Expansion(2003)
エラ・フィッツジェラルドのトリビュート盤に参加。ヴァーヴの大先輩でもある彼女が58年に歌ったハロルド・アーレン作のスタンダード曲“Blues In The Night”をスキャットを交えて歌ってみせた。*林
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