インタビュー

 

ここではSOULHEADの作品を振り返ってみましょう。まずは2003年のファースト・アルバム『Oh My Sister』(ソニー、以下同:1)。ヒップホップ/R&Bを基調としたハイセンスなソングライティング、ハイレヴェルなヴォーカル&ハーモニー――2人の知力体力をフルに発揮して描かれていくハイクォリティーなサウンドスケープは、初々しくもありながらすでに完成済み。TSUGUMIいわく「ミリオンを信じて疑わなかった(笑)」というぐらい、肝っ玉も超ルーキー級でした。そして「もっと歌がうまくなりたい」(YOSHIKA)という欲求から、シンガーにとってハードルの高い曲作りを心がけたという2004年の2作目『BRAIDED』(2)を経て、「よりテクニカルで美メロなものをめざした」(YOSHIKA)と振り返る2006年作『Naked』(3)へ。また同年にはケニー・ドープやリール・ピープル、屋敷豪太、DJ Mitsu the Beatsなど国内外のメンツが参加したリミックス盤『CRYSTALLISED』(4)もリリースされていますよ!

 

▼文中に登場した作品を紹介。

左から、『Oh My Sister』(1)、『BRAIDED』(2)、『Naked』(3)、『CRYSTALLISED』(4)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2010年03月08日 22:00

更新: 2010年03月08日 22:02

ソース: bounce 318号 (2010年2月25日発行)

文/bounce編集部

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