インタビュー

RED HOT CHILI PEPPERS 『アイム・ウィズ・ユー』

  

 

 

 新ギタリスト、ジョシュ・クリングホッファーを迎え、10作目にして新たなスタートを切るレッチリ感動の最新作!


 

 前作『ステイディアム・アーケイディアム』(06)から5年、遂にレッチリが帰ってきた。
新ギタリスト、ジョシュ・クリングホッファーを迎え10作目にして新たなスタートを切る
レッチリの感動の最新作『アイム・ウィズ・ユー』が完成した。
ジョン・フルシアンテ脱退後、初の作品となる。

 

 フリー(Ba.)「ジョンが抜ける前は、もしジョンがやめたらこのバンドは続けたくないと
俺は思っていたんだ。
でもジョンが脱退してから、色々な新しい体験をしたんだよ。
時間が経過して、他のプロジェクトをやったことで、アンソニーとこのバンドに対する
愛情を思い出したんだ。
そして、このバンドが成し遂げたこと、そしてこのバンドが自分のホームであるという
感覚を思い出して、このバンドがここまで長続きしたことへの感謝や、
自分がこのバンドを愛していることを思い出した。だから、またバンドを続けることを決意したんだ」

 

  そして、レッチリの再始動にあたって、ジョシュが新たなギタリストになるというのは自然な流れだったようだ。

 

フリー「このバンドを続行する決意は、愛と、更に発展したいという欲求に基づいていた。
ジョシュが加入してくれて、本当に感謝してるよ。ジョシュは本当のアーティストだし、詩的な人なんだ。
彼は素晴らしい友達だし、完全にこのバンドの1/4なんだ。クリエイティヴな貢献も素晴らしいし、
人としてもリスペクトしている」

 

 そんな、新編成のレッチリが生み出した『アイム・ウィズ・ユー』とはどんなアルバムなのだろうか。

 

ジョシュ・クリングホッファー(Gt.)「アンソニーの歌詞とメロディーは、今まで聴いた中で一番いいと思うんだ。
僕らの演奏を聴いて、彼はスタジオに来るたびに新しいメロディーと歌詞を歌ったんだけど、毎回感動させられたよ」

 

プロデューサーは今作もリック・ルービン。
パーカッションを大胆に導入し、新たなリズムの楽曲も目立つ。
今までになくファンク色が強いのも今作の大きな特徴だろう。まだまだレッチリは進化を続けている。

 

  

 

■NEW ALBUM……『アイム・ウィズ・ユー』 Now on sale!

■SONG LIST

01.モナーキー・オブ・ローゼズ
02.ファクトリー・オブ・フェイス
03.ブレンダンズ・デス・ソング
04.エチオピア
05.アニー・ウォンツ・ア・ベイビー
06.ルック・アラウンド
07.レイン・ダンス・マギーの冒険
08.ディド・アイ・レット・ユー・ノウ
09.グッバイ・フーレイ
10.ハピネス・ラヴズ・カンパニー
11.ポリス・ステーション
12.イーヴン・ユー・ブルータス?
13.ミート・ミー・アット・ザ・コーナー
14.ダンス、ダンス、ダンス 

■ PROFILE… RED HOT CHILI PEPPERS(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)

アンソニー・キーディス(Vo.)、フリー(Ba.)、チャド・スミス(Dr.)、ジョシュ・クリングホッファー(Gt.)の4人組。
これまでに6000万枚以上ものアルバム・セールスを記録しており、5作のマルチ・プラチナム・アルバムと6つのグラミー賞を獲得している。

 

 

   
記事内容:TOWER 2011/9/05号より掲載

カテゴリ : HOT PICKS

掲載: 2011年09月05日 12:00

ソース: 2011/9/5