インタビュー

Def Tech『UP』

Deftechmidashi

 

どの角度からもまばゆい輝き。
未来へ向かう明日へのヒントとエネルギーを放つニュー・アルバム。

Def Techが再びミュージック・シーンに現れて1年。
どの角度からもまばゆい、パールのような輝きを放つアルバムを生んだ。
今作『UP』には大きくてシンプルな願いを感じる。

あなたは自分を大切にしているか?

「まず自分を大切にしてあげなければ
目の前にいる人や自然、地球を大切にできないね」。
『UP』の13曲はいつも耳元にいて、
やさしく、ときにダイレクトに諭してくれる友人のようだ。



 ShenとMicroのハーモニー、シンプルで太いビートと
風が抜けるようなDef Techサウンドは抜群の出来だ。
全体にちりばめられたアコギもカラッと心地良い。“Golden Age”には
<帰ってきたDef Tech>を実感するリリックとハーモニーが満載。
西表島での経験を元に書き上げた“All That's In The Universe”は、
込められた思いの深さと対照的にサウンドは軽やか。
初披露にも関わらず夏フェスで観衆が乱舞したファンキーでレトロな
ロック・ナンバー“take it HIGHER!!”。ご機嫌な曲だ。
弾かれるリフと、まどろみに滑り込んでいくような展開が絶頂期のビートルズすら思わせる
“Day Off”、ハワイのレジェンド・アーニー・クルーズJr.をフィーチャーした“My Baby Love”は
邦楽も洋楽も関係ない痛快なジャワイアン・ミュージック、必聴の名曲だ。



1曲1曲が色彩や映像にイメージできる全13曲。
包み込む暖かさ、弾ける水滴、風が心地いいビーチ、宇宙から地球を見ているような世界規模の刹那、
西表島の乾いた砂とマングローブの森、深夜の高速道路を走り抜けるスリルとドラマ、どこまでも続く青い海、
夕暮れオレンジ色の海辺、スポットライトが照りつけるステージ、待ち焦がれるオーディエンス……。
そのどれもが『UP』という言葉につながっている。
このアルバムには未来へ向かう明日へのヒントとエネルギーがある。さぁ前を向いて。みんなで、あがっていこう。

 

■New Album……『UP』10/5 on sale!

■ SONG LIST…
01.The Day Dream
02.Golden Age
03.My Baby Love
04.Muteki
05.Spice
06.take it HIGHER!!
07.Day Off
08.Kokkyo
09.All That's In The Universe
10.Freedom
11.Naturally Blue
12.friends for always
13.Get Yo ASS UP!!!

PROFILE…Def Tech(デフ・テック)

ShenとMicroによるクリエイターユニット。
ヴォーカルだけでなく作詞、作曲、アレンジ、プロデュースも自ら行い、新ジャンル<ジャワイアンレゲエ>を確立。
11/11に武道館公演を行う。


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記事内容:TOWER 2011/10/5号より掲載

カテゴリ : HOT PICKS

掲載: 2011年10月05日 12:00

ソース: 2011/10/5

TEXT:suminyac