インタビュー

前作とそれ以降の参加作品を紹介するよ!

 

 

LUVRAW & BTB 『ヨコハマ・シティ・ブリーズ』 PAN PACIFIC PLAYA(2010)

言わずもがなのフレッシュなファースト・アルバム。新作に比べればブラコン・テイストやGファンク経由のファンクネスに根差した雰囲気で、ブリージンなクルージン感が強め。新作にも参加しているPUNPEEとS.l.a.c.k.に、ZEN-LA-ROCK、CIAZOOのTONOとHI-DEF、やけのはら、サ上といったゲストも豪華!

 

DORIAN 『Melodies Memories』 felicity(2010)

『ヨコハマ・シティ・ブリーズ』でも一部サポートに参加していたDORIAN。先だってのやけのはら盤に続いて、LUVRAW & BTBはこちらでもシティー・ムード満点の“Nasty Ice Cream”にチューブをうっとり挿入している。そういえば、彼の次作『Studio Vacation』ではSTRINGSBURNがアーバンなツボを突く好プレイを披露していた。

 

G.RINA 『MASHED PIECES #2』 MELODY & RIDDIM(2010)

気鋭のプロデューサーがそれぞれリディムを制作するという形で生まれた意欲作。“国道1号”のリディムを担当したLUVRAW & BTBはブラコン流れのスムース・ファンクを提供し、主役の凛々しい歌声にマッチした大人の女のシティー・ポップに仕立てている。要所でヒュッと飛び出すトークボックスも絶品!!

 

MONO×MONKEY 『Mo-Mentous』 松竹梅/Village Again(2011)

MONOm.i.c.とMonkey Sequence.19のコンビによるプログレッシヴなビート・アルバム。“Booty Luv”には数少ないゲストとしてLUVRAW & BTBが招かれ、ズルズルつんのめるアブストラクトなビートに乗せてトークボックスをプレイ。自作ではやらないタイプのトラックだけに、独特の人懐っこい祭りノリがおもしろい。

 

VARIOUS ARTISTS 『PAN PACIFIC PLAYA OLD FASHION VOL.1』 PAN PACIFIC PLAYA(2011)

前年の限定ドーナツ・シリーズをCDにコンパイルした、クルーとしての最新オムニ盤。“ON THE WAY DOWN”の素晴らヤバしいAltzリミックスに始まり、LUVRAWの“イケナイ2人”、BTBの“BAYSIDE TERRACE”という夏満開なソロ曲を収録。STRINGSBURNの波待ちフュージョンなど他にも聴きどころだらけ!

 

サイプレス上野とロベルト吉野 『YOKOHAMA LAUGHTER』 felicity(2011)

『ヨコハマ・シティ・ブリーズ』に招いたサ上の最新ミニ・アルバムにお返し参加。L&Bがチューブ参戦する“空っぽの街角(REMIX)”は、クレイジーケンバンド初期の名曲を疑似共演の趣でネタ使いした横浜サミット的なリメイク・ヴァージョン。実際の共演もそのうち実現する……かも?

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2011年10月19日 18:00

更新: 2011年10月19日 18:00

ソース: bounce 337号 (2011年10月25日発行号)

ディスクガイド/出嶌孝次

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