インタビュー

ZARD 『ZARD ALBUM COLLECTION ~20th ANNIVERSARY~』

ZARD-midashi

 

ZARDのオリジナル・アルバム全11枚に加え、坂井 泉水さん作曲の
デモ音源等も収録したコレクションBOX。

 ZARD20周年記念アイテムとして
『ZARD ALBUM COLLECTION ~20th ANNIVERSARY~』がリリースされる。
まず注目すべき所は豪華パッケージ仕様だ。
BOXを開けると、それぞれのアルバムのジャケットが30cm LPサイズに
リメイクされた特大パッケージで1枚ごとに収められている。
実際目にすると非常にスペシャル感に溢れ、ファンのみならず、
これを機にZARDの全作品を手に揃えたいと思っている方の
心をときめかせる事だろう。
しかも108ページに及ぶブックレットも付いて、いつまでも大切にしていきたい
コレクション・アイテムとして大変魅力的な商品になっている。


そして、既発のオリジナル・アルバム全11枚がデジタルリマスタリングされるの
だが、それとは別に、坂井泉水さん作曲の未発表デモ音源や、森進一氏に
歌詞提供した“さらば青春の影よ”の坂井さんヴォーカルによるデモ音源、
更に人気ナンバーの別アレンジバージョンや、初CD化となるTV on-air ver.等を
収録したPREMIUM DISCも収録されるという。
坂井さん作曲の未発表デモ音源は、生前<近いうちにシングルとしてリリースしよう>と
取り置かれていた物で、今回英語の仮詞でラフに歌われたデモのまま収録されている。
もし製品化されていたら、どんなアレンジが施され、どんな歌詞が乗せられて
作品になったのか、そんな事を想像しながらじっくりと坂井さんのメロディーに耳を傾けたい。


また人気ナンバーの別アレンジバージョンにも注目して欲しい。
ZARDは曲ごとに数名のアレンジャーにオケを発注して、常に色んなテイクを試したりしながら
より良い作品を追求していく制作スタイルだった為、実に多くのバージョンが存在するという。
 今回収録されている4曲も、過去に制作はしていたものの製品として発表していなかった音源。
どれもオリジナルに負けず劣らない素敵なアレンジなので期待して欲しい。





■New Album……『ZARD ALBUM COLLECTION ~20th ANNIVERSARY~』2012/1/1 on sale!

1st ALBUM『Good-Bye My Loneliness』から11th ALBUM『君とのDistance』までの
オリジナル・アルバム11作と未発表音源及びレア音源を収録したPREMIUM DISCを含む、
全12枚・全128曲を収録!
◆全曲デジタル・リマスタリング
◆全アルバムのジャケットを30cm LPサイズにリメイクしたスペシャル・パッケージ仕様
◆豪華108P ブックレット付

『PREMIUM DISC』
■SONG LIST
01.あの微笑みを忘れないで(2012 Movie-theme ver.)
02.Don't you see!(TV on-air ver.)
03.永遠(English ver.on 1chorus)
04.運命のルーレット廻して(TV on-air ver.)
05.さわやかな君の気持ち(CM on-air ver.)
06.明日を夢見て(TV on-air ver.)
07.夏を待つセイル(帆)のように(Theater-CM ver.)
08.遠い日のNostalgia(Acoustic arrange ver.)
09.LOVE ~眠れずに君の横顔ずっと見ていた~(Another arrange ver.)
10.お・も・ひ・で(Another arrange ver.)
11.もっと近くで君の横顔見ていたい(Another arrange ver.)
12.Demo-2(composed by IZUMI SAKAI)
13.さらば青春の影よDemo(IZUMI SAKAI on vocal)

 



■PROFILE……ZARD(ザード)

坂井泉水(Vo.)を中心に結成された音楽ユニット。91年2月にシングル「Good-bye My Loneliness」でデビュー。
93年に発表した「負けないで」がミリオン・ヒットを記録し、アーティストとして不動の地位を確立する。
安定した人気を博す中、07年5月に坂井が突然逝去。現在も彼女の遺した名曲は多くのリスナーを魅了している。

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記事内容:TOWER 2011/12/20&1/51合併号より掲載

カテゴリ : HOT PICKS

掲載: 2011年12月20日 12:00

ソース: 2011/12/20&1/5合併号

TEXT:松原由香里(music freak magazine編集部)