INTERVIEW(4)――〈オール3〉から4と5を増やしたい
〈オール3〉から4と5を増やしたい
わかな「あやめは?」
あやめ「2学期デビューに向けてかあ……」
ちか「海行こうよ! 海行って青春しよう」
──普通に青春することが女子力アップに自然と繋がるかもですね。
ちか「でも、ライヴでいっぱいだからなかなか行けないという(笑)」
わかな「ライヴで汗をキラッと輝かせるのも青春だよ」
ちか「そうだね、青春っぽいね」
あやめ「水着は欲しい……買う予定だけど」
わかな「あっ、私は浴衣欲しい。浴衣デビューしたい!」
あやめ「私、浴衣は……暑いし、動きづらいし」
ちか「えーっ! モチベーション的に、夏は甚平か浴衣着たいよね」
わかな「私、そのへん何も持ってないから」
あやめ「あっ、あやめのあげようか。1回きりしか着てないのとかあるから」
ちか「もったいなっ!」
あやめ「だって、暑いし、動きづらいし」
優里花「でも、浴衣とか1年ごとに違うの着たいよね」
ちか「わかる! 去年着たのはピンクなんだけど、今度は黒とか大人っぽいの着てみたいな」
わかな「優里花は2学期デビューに向けて何か?」
優里花「何だろうねえ」
ちか「あっ、私もうひとつあった。この夏は、生きてたい!」
優里花「どういうこと!?」
ちか「夏バテしないように、病気にならないように!」
──ライヴは体力勝負ですからね。では、乙女新党としてのこの夏の課題は?
あやめ「夏イベを全部成功させたいね」
ちか「外でやるイヴェントとかたいへんだから、いちばんは倒れないように。このあいだメイクの方に、夏イベは必ず倒れる子がいるから気をつけてねって言われた」
あやめ「乙女新党は倒れないと思う」
──その自信はどこから?
あやめ「風邪とか引きそうにもないし、元気がいいんですよ。テンション下がってるときってないよね?」
優里花「〈テンション低い〉ってことについて語ってたりするもんね」
あやめ「とにかくこの夏でもっと私たちのことを知ってもらいたいね」
わかな「乙女新党の初めての夏なので、たくさんのファンの方と交流して、顔見知りの方が増えたらもっと楽しくなっていくのかなって。ずっと応援してくださってるファンの方にも飽きられないように成長していかないとね」
──“2学期デビュー大作戦!!”の歌詞にもあるように、いまのところは〈オール3〉。なにか4とか5のところを増やしたいですよね。
ちか「増やしたいです!」
わかな「オール3をキープするのもたいへんなんですけどね」
ちか「私、ガチでオール3だから、学校の成績が」
わかな「ヤバイね(笑)」
──そういえば、カップリングの“乙女新党のうた”で、あやめさんが〈得意科目数学だけど♪〉って歌ってましたね。
あやめ「ハイ」
わかな「でも、そのあと〈九九だけ黄信号〉っておかしくないですか。それできなかったら計算できないじゃん!」
優里花「ちょっと試しに出してみてください。九九の問題」
あやめ「いやもう、できるようになったんですよ。できるんですけど……何が得意かって訊かれて、数学って言ったこと……あったかなあ?」
わかな「言ってたよ」
あやめ「じゃあ、そのときのテストがたまたまイイ点数だったんだろうね。でも、そういう会話が歌詞になって広まるとは思ってもいなかった。何で言っちゃったんだろ。でも、最近理科が得意なんだ!」
優里花「じゃあ、元素記号とかすぐわかるんだ!」
あやめ「元素記号は……とばした」
わかな「得意の規準がどこなのかわかんない(笑)」
──でもまあ、こういう自己紹介を兼ねたアイドル・ソングって楽しい曲ですね、“乙女新党のうた”はとくに、〈得意科目数学〉っていうフレーズがポイントかと。
あやめ「なんでそこなんですか~」