インタビュー

めちゃ×2イケてるッ! 赤DVDシリーズ発売記念 岡村隆史インタビュー

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[ interview ]

1996年のスタート以来、国民的バラエティー番組として17年に渡って視聴者に親しまれている〈めちゃイケ>が奇跡のDVD化!!これを記念して<tower+>はナインティナインの岡村隆史さんにインタビューを実施! これまでの活動はもちろん、本作に込めた思いを伺った。



(DVDが)出せてびっくりもしてますし、ニヤっともしてます(笑)。



―めちゃイケ初のDVDが遂に発売となりますが、率直な感想は?

「ただただ、びっくりしています。出せるはずないって思ってたんで。でも正直、オファーシリーズは出して欲しいなとは思ってたんですけど(笑)。 でも、いざ出すってなってから、使っている曲や映っている方の許諾とかの作業が大変だったと聞いてますんで…。でもまず「オカザイル」という僕自身非常に楽しんだオファーだったんで、出せてびっくりもしてますし、ニヤっともしてます(笑)」

―<めちゃイケを勉強する>というテーマでの発売ですが、どのように活用してほしいですか?

「めちゃイケってもう17年という長いことやらせて頂いてるんで、あの時のあれが今こうなってるとか、(時を経て)繋がっているところがあるんで、このDVDはそういうのが分かるようになっていると思います。まあ17年やってると、最近見始めた人もいると思うんで、こないだの「オカザイル2」観た人は「岡村ってダンス出来るやん」て思ってる人もいるかも分からないけど、(2007年のほうは)もっとキレありましたからね(笑)。それがデブザイルになってしまったという、自分でも思いもしなかったことが起きました。もっとキレキレの時もありましたし、それからまたそのキレを取り戻して行こうというのもありますからね。そういう歴史もどんどん分かって行くと思うんで、観てなかった人も「こんなんやってんや」「あんなんもやってんや」っていうのも分かって頂けると思います。過去には「めちゃイケ大百科事典」というのもありましたけど、その映像版というか、そういう感じになってます。まずは、普通に観て楽しんで頂けたらうれしいです」

―中のブックレットも本当に充実していて、本当に受験が出来そうな感じですよね。

「ブックレットは密な解説になってると思います。いつもステージに乱入する時を<大本番>って言ってるんですけれども、大本番までの約1か月であったり1週間は、受験もそうですけれども、繰り返し繰り返しやるんですよね。だから僕はオカザイルやる時って、EXILEが嫌いになるんですよ(笑)。 もう仕事行くときの車のなかで曲がかかってて、オカザイル2の時はスマートフォンにダンスの練習の動画を入れて見て、またレッスンの日になったら、行くときの車のなかで“Choo Choo TRAIN”かけて、でレッスンで“Choo Choo TRAIN”踊って、また家に帰って“Choo Choo TRAIN”練習で踊ってって、ずーっとループしてるんですよ。家のあっちこっちにDVDが散乱してますし、どこに居てもEXILEがあるって状態になってるんで、本当に繰り返し繰り返しやってるんで、だから解説もそれくらい解説してもらって良いくらい事細かいことがありますから。ずーっとそれですから。そのぐらいやっていかないとあかんて思ってるんでしょうね。自分が受験しているときに、紙に書いて覚えるってことをずーっとやってましたからね。で、みんな僕のこと要領良い人だって思ってるでしょうけど、本当は僕覚えが悪いんですよ。何回もやらないと覚えないんです」



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―岡村さんにとってオファーシリーズは普段の収録とは違う存在であったりするのでしょうか?

「分けて考えたことは無いですけどね。でもやっぱり独特の緊張感はありますよね。だからその期間ていうのはちょっとそればっかりなるっていえばなりますよね。特にこのオカザイルなんかステージに出るまでの緊張は凄いんですけど、ばーって出た瞬間に緊張は飛んでいきますね(笑)。 わーって(笑)。 なんか緊張とかそんなんじゃなくて、本当に「ありがとー!」って感じになるんですよね。来てくれてありがとうみたいな。ほんまにEXILEの一員みたいな感じで僕やってますんで、ちょっと出た瞬間から凄く楽しんでますね。だから楽しむためには身体に入れとかないと駄目なんで、音楽かかったら勝手に体が動くくらいになってちょうど楽しめるというか、そこまでやっとくんですよね」

―「オカザイル」の時は練習の時と本番の時の差が激しいですよね。

「本当に稽古の時って小汚いスタッフしかいないんですよ(笑)。 どんだけ音楽流して踊っててプロデューサーやディレクターが「よう踊りますね」、「かっこいいですね」って言ってくれても、お客さんの前に出て<キャー!>って言われるのと全然違いますから。その音の大きさも全然違いますし、テンションの上がりかたも違います。1回目の時は訳わかっていないお客さんもいると思いますよ。前のほうで「ギャー!」ってなってて、後ろのほうの人は「何が起きてるんだ?」って思ってると思いますよ(笑)。 後ろに伝わるまでだいぶ時間がかかったと思いますね。でも「オカザイル2」の時は、もうホームみたいな感じはありましたよね。お客さんに盛り上げられるというか、パワーをもらうと言うのはありましたね」

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カテゴリ : Premier Seat

掲載: 2013年09月09日 18:00

ソース: 2013/9/10

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