インタビュー

2人の仕事/楽曲はここにも!



『Diskotopia Various Artists Volume One』 Diskotopia(2012)

バレアリックなダンス音楽を発信している日本のレーベル・コンピに、人気曲“Miss Mars”のゆるダブ・ディスコなリミックスが。手掛けたのは同レーベルの主宰でKidz Rec.とも縁のあるA Taut LineとBD1982。

 

アンジェラ・アキ 『告白』 エピック(2012)

本シングルのカップリングに収録された、彼女の2006年発表の楽曲“宇宙”のリミックスを担当。ロック色の強かったアルバム『TURBO TOWN』の余韻か、エッジーなギターにボトムからズッシリと響くビートがプライマルな仕上がりに。

 

!!!KYONO+DJBAKU!!! 『!!!』 スピードスター(2012)

多彩な才能と手を組んでコアな音を追及してきた両雄のコラボ作で“REPLUSION”をリミックス。KYONOの咆哮とBAKUのスクラッチ絶技が飛び交う電気ハードコアを、80KIDZはマッシヴな4つ打ちで超絶アゲ曲に変換!

 

南波志帆 『MUSIC』 ポニーキャニオン(2012)

andropの内澤崇仁が提供したキュートなガーリー・ロックを、弾むベースラインがファンキーなエレポップへとリビルド。余白を活かしたアレンジが南波ちゃんの歌からスウィング感も引き出したようで、グルーヴィーな仕上がりだ。

 

FOREIGN BEGGARS 『The Uprising』 Mau5trap/KSR(2012)

グライミーな鋭角フロウとダブステップ~EDM系の重音ビートで名を馳せるUKのトリオの骨太なラップ曲“Amen”を、扇情的なシンセと極太キックの執拗な反復でアシッドに改編。日本盤のみの収録なので注意!

 

TAAR 『re:abstrkt』 TAAR(2013)

DEXPISTOLSのDJ MAARの実弟でROC TRAX注目の若手のリミックス集には、珍しくJUNが単独で参戦。中性的に加工されたヴォーカルがセクシャルに響く美メロ曲“Let Me Feel”を2ステップ調の跳ねビートで華麗に飾り付けている。

 

Una “JUICY JUICY” ユニバーサル(2013)

夏に歌手デビューした青文字系モデルの初シングルをプロデュース。キャッチーなメロディーに分厚いエレクトロが映える表題曲、トラップ以降のバタつくビートが今様のバラード“LONELY FLOWER”の2曲で主役の個性を演出している。

 

SPYAIR 『MILLION』 ソニー(2013)

シングル“現状ディストラクション”のカップリングと、本作の初回盤Bのボーナス・ディスクに収録された“0 GAME”のリミックスも2人の仕事。エモいメロディーと構成はそのままに、ギラギラしたシンセで全体を縁取った直球EDMだ。

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掲載: 2014年01月24日 19:30

更新: 2014年01月24日 19:30

ソース: bounce 362号(2013年12月25日発行)

ディスクガイド/北野 創