KEYTALK 『OVERTONE』
これが理屈抜きに楽しいダンスロックの最先端。KEYTALKメジャー移籍後初のフルアルバム完成!
2009年に小野武正(a.k.a. ぺーい)、首藤義勝(a.k.a. おしゃれ番長 改め 文学少年 改め 宇宙人 改めジョニー義勝 またの名を えんぴつ)、八木優樹(a.k.a. オムスター / 涙の貴公子センチメンタル八木 / てか八木)、寺中友将(a.k.a. 巨匠・アーロン寺中 またの名を どうせパスタ)の4人で結成。全く声質の異なるツインボーカルとライブで見せる高い技量が特長で、人懐っこい4つ打ちサウンドを基盤にブチ上げナンバーからセンス抜群のポップソングまで自在に手掛け、いまシーンを盛り上げているバンド、KEYTALK。2013年にはメジャーデビューを果たした彼らの、シングル“コースター”と“パラレル”を含む2枚目のフルアルバムが遂に完成。
不思議なギターのフレーズに惹かれる挨拶代わりの1曲“バミューダアンドロメダ”がまず痛快。軽快なイントロから始まる“BEAM”やライブで大シンガロング起こりそうな“シンドローム”は正にKEYTALKの真骨頂。タイトルも素敵な“雨のち。夏、”は爽やかでおおらかで瑞々しいサウンドが新境地。そして恒例の<祭り>曲も!“お祭りセンセーション”は、既発曲“祭りやろう”、“祭りこぞう”に続くハイテンションお祭りナンバー!! そしてそのまま“パラレル”に続く流れが素晴らしい。徐々に盛り上がっていき、サビで一気に炸裂するあたりが堪らない。“メロディ”は今作随一の聴かせどころ。語りかけるように、柔らかい歌声で丁寧に歌い上げる渾身のミディアムナンバー。KEYTALKはただ楽しい4つ打ちナンバーだけでなく、このような曲も魅力のひとつ。これまでは小野、首藤、寺中の3人がソングライターを務めてたが、今作では遂に八木作曲の“YGB”が収録され晴れて4人のソングライターが揃ったことになった。これまで以上に多面性が際立つ鮮やかなアルバムとなっている。
■album……『OVERTONE」』 5/21 on sale!!
01.バミューダアンドロメダp>
02.コースター
03.MURASAKI
04.BEAM
05.はじまりの扉
06.お祭りセンセーション
07パラレル
08.メロディ
09.Siesta
10.シンドローム
11.YGB
12.雨のち。夏、
13.プルオーバー
■初回限定盤A付属「KTEP SP」
01.orange and cool sounds02.MABOROSHI SUMMER
03.太陽系リフレイン
04.マキシマム ザ シリカ
05.桜の風吹く街で
06.S.H.S.S.(Live)
07.fiction escape (Live)
08.sympathy (Live)
■初回限定盤A&B付属DVD
・「KEYTALK Member Interview Files」
・「MURASAKI」ミュージックビデオメイキング
・「コースター(USTREAM Ver.)」ミュージックビデオ
記事内容:tower+ 2014/5/10号より掲載