映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』 大原櫻子as小枝理子
[ interview ]
秋と理子が一緒に部屋で演奏するシーンは、重要なシーン。二人が初めて音楽を通じてわかりあえるんです。
人気コミックを映画化して大ヒットした「カノジョは嘘を愛しすぎてる」で、ヒロインの小枝理子役に抜擢され華やかなスクリーンデビューを飾った大原櫻子。オーディションを受けたきっかけは、友達に<理子に似てる!>と言われたからだとか。理子を演じた感想を彼女はこんなふうに語ってくれた。
「音楽が大好きなところとか、男の子に対してサバサバしたところは自分と似てるなって思いました。でも、自分と違うところもあって。もし、男の子から声かけられたら私だったら逃げちゃうと思います(笑)」
映画で理子に声をかけるのは、彼女の憧れのバンド、クリュードプレイの元メンバー、小笠原秋(佐藤健)。自分の正体を隠して理子と付き合う秋と、シンガーとして才能を開花させていく理子との恋愛模様が切なく描き出されていく。
「佐藤さんにはいろんなことを教えてもらいました。共演シーンはどれも印象に残っているんですけど、なかでも秋と理子が一緒に部屋で演奏するシーンは、何気ないようで重要なシーンだと思います。二人が初めて音楽を通じてわかりあえるんです」
映画に登場するバンド、MUSH&Co.としてデビューするなど、彼女にとって忘れられない作品になった本作。今回DVD化されるにあたってオススメの特典映像を教えてもらった。
「<メモリー オブ カノ嘘(making ver.&番外編)>っていうのがあるんですけど、休憩中におもちゃで遊んでいる姿とかキャストの素顔が収録されていて面白いですよ! 一緒に映画を作っている気分になれると思います」
DVDを観て<カノ嘘気分>をたっぷり楽しもう。
■FILM DVD…「カノジョは嘘を愛しすぎてる」……6/25 on sale!!
※詳細はオフィシャルサイトをご確認ください。
記事内容:TOWER+ 2014/6/10号より掲載