インタビュー

BREAKERZ“WE GO”

 

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[ interview ]

BREAKERZが充実のソロ活動を経て待望の再始動!! 約2年4ヵ月振り、通算15枚目のシングル“WE GO”を5月20日にリリース!今作は彼らの再始動第一弾を飾るにふさわしい高揚感を煽られるビート感がたまらないロックチューン。BREAKERZが再結集した昨年のカウントダウンライブで初披露され、2015年の再始動宣言に歓喜したファンがリリースを待ち望んでいた作品だ。

ソロをやって思ったのは、BREAKERZはやっぱりかっこいいロックをやるべきだなという事



再始動にあたり新たに書き下ろしたという今作。作詞・作曲を手掛けたヴォーカルのDAIGOは、「スピード感のあるメロディアスなナンバーで、かつヘヴィな部分もある、BREAKERZらしい絶妙なロック感を出せる曲にしたいと思いました。ソロをやって思ったのは、BREAKERZはやっぱりかっこいいロックをやるべきだなという事。これまで振り付けがあったりエンターテインメント性の高い楽曲も色々やってきて、それはそれで道のりとしては良かったと思うんですけど、ここから新たにバンドが進んで行くべき道を考えた時、自分達が十代や二十歳そこそこに<こういうライブをやりたいな><こういうバンドを目指したいな>って思い描いていた理想を、いまいちど追いかけてみてもいいのかなと思うようになったんです。そこで今回は、よりエッジの効いたロックサウンドを意識しながら制作に臨みました」

と話す。心臓の鼓動が次第に大きくなり、ソリッドなギター・リフが放たれるイントロ。AKIHIDEとSHINPEIのツインギターに、シンセの音が複雑に絡むアレンジは、バンド・サウンドの重厚さに華やかさが加わった、新たなBREAKERZを示す洗練されたサウンドに仕上がっている。

「アレンジはある程度バンドで固めて、最終的にソロでお世話になっている宅見君にツボを押さえたキーボードのフレーズを加えてもらいました。Aメロ前のキメ部分とか、Bメロのシンセのメロディもすごく効いているし、曲全体に輝きが増しましたね。キーボーディストとしても能力があって、音色のレパートリーも自分達にはない引き出しをたくさん持っている人なんですけど、こうした新たなエッセンスをBREAKERZの中に取り入れるという発想は、ソロを経験したからこそ生まれたものだと思います」さらに歌詞について聞いてみると、「メンバーは勿論、BREAKERZを好きでいてくれるみんなが集まった時のライブのパワーだとか、関わってくれている全ての人の想いの強さだとか、そういうものの凄まじさを表現したいと思いました。そしてここからさらに前に進むために、今までのBREAKERZも踏襲しつつ、新たな決意表明の曲にしたいと思っている中で、“光”や“激情”や“アオノミライ”など、自然と過去の曲名が散りばめられた歌詞に仕上がりました」との事。DAIGOのバンドに懸ける気持ちがストレートに綴られた歌詞にも注目だ。またMUSIC VIDEOからも、メンバーの再始動への熱い想いが感じられるとDAIGOは語る。「全編演奏シーンで構成していますが、撮影ではみんな勢いがあって、各々BREAKERZという1つの集合体としての魅せ方が出来ていたと思うし、言葉は交わさずとも実際パフォーマンスをする事によって気持ちが1つにまとまっている事を実感しました」

カップリングは3形態異なる楽曲を収録。初回盤AにはSHINPEI作曲のバンドの新境地を窺わせる重厚感溢れるミディアムロックチューン。“夜明けを待たずとも自ら太陽の光を見つけにいこう”といった力強いポジティヴな歌詞が背中を押してくれる。初回盤BにはAKIHIDEのソロを彷彿とさせるファンキーなエッセンスが斬新なロックチューン。恋する女性の情熱的な心情を綴った歌詞も魅力だ。通常盤には“WE GO”のテレビサイズと共に、バンドにとって大切な1曲“光”をDIMENSIONの小野塚晃によるAcoustic Versionで収録。

 8月からツアーも決定しパワー全開のBREAKERZと共にこの夏を駆け抜けよう!

■single……“WE GO”4/20 on sale!!

■songlist

【初回限定盤A】

01. WE GO

02. 白夜の月

【DVD収録内容】

 

“WE GO”Music Video+MV Off Shot

【初回限定盤B】 ※スペシャルフォトブック付き

01. WE GO

02.愛×檻

【通常盤】

01. WE GO

02. 光 ~Acoustic Version~

03. WE GO -TV Size Edit-

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記事内容:TOWER+ 2015/5/10号より掲載

掲載: 2015年05月10日 00:00

ソース: 2015/5/10

TEXT:松原由香里/music freak magazine編集部