ロンドンの老舗クラブ〈Fabric〉が売却か?
ロンドンの老舗クラブであるファブリックが売りに出されているという。
英メディア〈Property Week〉が伝えるところによると、現在不動産コンサルタントのエドワード・シモンズが同クラブの買い手を探している最中だという。彼のスポークスマンは以下のように語っている。
「すでにいくつかの問い合わせをいただいています。おそらくロンドンにあるほかのクラブの経営者の方々でしょう。購入後も順調に業績が伸びることを我々は確信しております」。
ファブリックは、これまでにリカルド・ヴィラロボスやカール・クレイグ、アンドリュー・ウェザーオールら数多くのDJやアーティストがプレイしてきた、UKのダンス・ミュージック・シーンを代表するクラブ。人気ミックスCDシリーズ〈Fabric Live〉などをリリースするレーベルを運営していることでも知られている。
現時点では売却についてのファブリックからの公式な発表はされておらず、続報が気になるところ。なお、同じくロンドンにある姉妹店のマターは今夏での営業終了を発表している。