THE STONE ROSESがオリジナル・メンバーで復活!　ツアー&新曲制作も

ハッピー・マンデーズらと共にマッドチェスター・ムーヴメントを牽引したUKの伝説的なロック・バンド、ストーン・ローゼズ。そのオリジナル・メンバー4人が昨日10月18日にロンドンで記者会見を行い、バンドの再結成とライヴの予定などを発表した。

会見には、イアン・ブラウン（ヴォーカル）、ジョン・スクワイア（ギター）、マニ（ベース）、レニ（ドラムス）の4人が出席。かねてより噂のあった同メンバーでの再結成と、2012年6月29日と30日に地元であるマンチェスターのヒ－トン・パークでライヴを行い、さらにワールド・ツアーを計画していることを正式に発表した。また、バンドは新作の制作に取り掛かっており、前述のショウにて新曲を披露する予定だという。今回の再結成を決意した理由について、イアンは「このような時代だからこそ、人々を高揚させることができる」と語り、「車輪が外れるまで」活動を続けると発言。マニは「試しにやってみる」、レニは「（活動が）12か月だけでもハッピー」とそれぞれの想いを口にしている。なお、現在はプライマル・スクリームのメンバーでもあるマニは、夢を追うためにバンドを離れる許しをもらったことも明かした。

84年に結成されたストーン・ローゼズは、マッドチェスター・ムーヴメントの旗手として活躍し、89年に『The Stone Roses』、94年に『Second Coming』という2枚のオリジナル・アルバムを発表。しかし95年にレニ、翌年にはジョンが脱退し、バンドは96年に解散した。

なお、今回の再結成に伴いバンドの新たなオフィシャルサイトがオープン。こちらでは、会見の模様を収めた動画も視聴可能なので、ファンはぜひチェックをどうぞ!