韓国の新人ボーイズ・グループB1A4、「自分たちらしい音楽を届けていきたい」

今年4月に韓国でデビューし、カラフルでキャッチーなポップ・ミュージックで注目を集めている5人組ボーイズ・グループ、B1A4（ビーワンエーフォー）。彼らが、12月9日に東京・品川ステラボールにて初のショウケース・ライヴを開催。同日に、マスコミ向けの記者会見を行った。

メンバー自身も作詞や作曲に参加することでも話題の彼ら。自身の音楽についてシヌは、「実際に僕たちの音楽を聴いて下さる方が共感できるものを届けていきたいと思っています。B1A4ならではのカラーが入った音楽をやっていきたいです。そして、聴いたときに〈これは、B1A4の音楽だな、彼ららしい音楽だな〉と分かっていただけるよう、努力したいと思います」とコメント。ユニークなダンス・ナンバーとして注目を集めたセカンド・ミニ・アルバムのリード曲“Beautiful Target”について、バロは「僕とシヌくんが一緒に作詞をした曲です。好きな異性に向かって心がズームされて、それがロケットになって飛んでいく、そんなモチーフで作られた曲になっています。よく聴いていただくと、ロケットの音や女性の悲鳴、銃の音など、たくさんの効果音が入っています。1回聴いただけではわからなくても、2回3回と聴いて、楽しい曲だねといってくださる方が多くて嬉しいです」、シヌは「ステージの衣装にも注目です。とてもカラフルで、さまざまなパターンで、独特のアクセサリーもつけていますので、目でも楽しめると思います」と、聴きどころや見どころを話した。

終盤では、2012年の日本デビューに向けての意気込みを寄せた。それぞれのコメントは以下の通り。

「日本という遠いところから、僕たちのことを愛してくださって、本当にありがとうございます。僕は、B1A4のリーダーなので、みんなを引っ張っていって、カッコいい姿をたくさん観て頂きたいと思います。頑張っていきたいと思っています」（ジニョン）。

「以前日本にきた際に、渋谷にある大きなレコード店に行きました。そのとき、〈僕たちの歌もここに並んだらいいのになぁ〉と思ったんですが、今回のデビューで、その夢が叶うことになって嬉しいです。その分責任感も増しています。これからも頑張っていきたいと思っていますので、みなさん見守っていてください」（シヌ）。

「機会があれば、日本のファンのみなさんにたくさんお会いできればいいなと思っています。そして、僕たちの音楽を聴いて共感して、楽しんで、幸せになってほしいと思っています」（サンドゥル）。

「音楽は万国共通だと言いますよね。僕たちの音楽も日本のみなさんに愛されて、楽しんでいただけるように、僕たちも努力していきたいと思います。そして、来年は今年よりも成長した僕たちの姿をお見せしたいと思います」（バロ）。

「いつも僕たちにたくさんの関心と愛情を送っていただいてありがとうございます。2012年は日本で新人賞がもらえるように、頑張っていきたいと思います」（ゴンチャン）。

会見の途中には、韓国でのデビュー曲“O.K.”のポイントである〈そよ風ダンス〉を披露し、バロが報道陣に「一緒に! 一緒に!」と声をかける場面も。そんな親しみやすいキャラクターも話題を呼びそうな彼らは、2012年1月25日にこれまでに韓国で発表した2枚のミニ・アルバムをまとめた『LET’S FLY / it B1A4" DOUBLE PACK -JAPAN SPECIAL EDITION-』をリリースする。

なお、本編のライヴ・レポートは、後日TOWER RECORDS ONLINEの連載ページ、〈K-POP LOVERS!〉にアップ予定。こちらもお楽しみに。