ドイツの伝説的バンド、パレ・シャンブルグが再結成ライヴを実施
パレ・シャンブルグ 『Palais Schaumburg』ジャケット画像
80年代に活躍したドイツのニューウェーヴ・バンド、パレ・シャンブルグが今月に再結成ライヴを実施する。
パレ・シャンブルグは、ホルガー・ヒラーやトーマス・フェルマン、モーリッツ・フォン・オズワルドといったミュージシャンが参加していたことで知られる伝説的なバンド。ファンクやダブの要素を採り入れたアヴァンギャルドなサウンドで当時のシーンに衝撃を与え、解散後20年以上経ったいまも根強い人気を保っている。
今回の再結成ライヴは、デヴィッド・カニンガムがプロデュースした彼らのファースト・アルバム『Palais Schaumburg』のリリース30周年を記念して行われるもので、12月16日と17日のハンブルグ、30日のベルリンの3公演を予定。ステージには、ヒラーとフェルマン、ティモ・ブランク、ラルフ・ヘルトウィヒの初期メンバー4人が立つ模様だ。現在進行形で刺激的な音楽を生み続けている彼らが、そのキャリアの原点であるパレ・シャンブルグをどのような形で甦らすことになるのか? 来日の実現にも期待しておこう。