THE ALBUM LEAF
『In An Off White Room』2001
今号がお目見えのころには待望の来日公演も無事終了しているであろう、ジミー・ラヴェル君(元スウィング・キッズ~ロカスト、現トリステザ)のソロ・プロジェクト。フワフワと心地良く、繊細に宙を舞う電子インストゥルメンタル・サウンドは、マジで美しく気持ち良すぎ。マイ・ブラディ・ヴァレンタインからモグワイ、そして昨今のエレクトロニカ勢にも通じるフリーなロックの現在形がここにはあります。4曲45分のドリーミー・ワールド。(小林)

ROBERT NANNA/ELIZABETH ELMORE
『Split EP』2001
当レーベルは、<バンドのメンバーのソロ作もリリースしちゃおう!>ってなシリーズもやっておりまして、今作もそのひとつであります。ブレイド~ヘイ・メルセデスのロバート・ナンナと、哀愁パンキッシュ・キュート・バンド、サージのエリザベス・エルモアによるスプリット作。ロバートはアコースティック・サウンドをバックにやりきれなさ抜群のエモーショナル囁き唄。姫に至っては号泣ピアノが襲ってくるこれまた激曲。胸が痛い!(小林)
LOVE LIFE
『The Rose He Lied By』2001
どうです、このジャケット! バウハウスのブート盤かと思いましたよ。さらにバンド名のみならず音もホンモノ。ダーク・ネオ(ここがミソ!)・サイケデリック魂! この暗黒ニューウェイヴ・サウンドは、どう考えても21世紀のモノとは思えん。ピアノ、チェロも入ってるし。ただ80年代との違いは、やっぱこっちのほうがひしゃげてドロドロしすぎてるとこかなぁ。メンバーはこれまた地下ハードコア・バンド出身。どうなってるんだか!?(小林)
PIXELTAN
『Pixeltan』2001
これまたヤバイ! まさに現在のレーベルを象徴するようなキモ悪&イイあんばい! ブラック・ダイスのドラムスと日本人女性ヴォーカルからなるユニット。ポスト・パンク~NYアンダーグラウンド~リキッド・リキッド~PILあたりに通じる、パーカッション乱れ打ちビートmeetsニュー・ロマンティック風エレ・ポップ・ワールドがチープに炸裂。21世紀はローファイも最新モードに映るから素敵です。(小林)
ORTHRELM
『Asristir Vieldriox』2002
最新兵器はこれまたヘンチクリン。DCアヴァン・コア・バンド、クロム・テックのメンバーによるプロジェクトで、なんと99曲を収録! とはいっても、1曲平均10秒弱の玉手箱。弾きまくり痙攣ロッキン・ギターと、それにガンバってついてくるちょこまかドラムがとてもけなげ。チープなインスト版ルインズ、お気軽ネイキッド・シティ、もしくは2人だけのあぶらだこによる練習風景とか。博士と助手によるファスト・インプロ・コア研究所であります。(小林)