今月は……凄いブツが到着! 全盛期とされるクレイジョン時代(70~72年)の音源を中心としたビル・コデイの編集盤! 絶頂期のハイ・サウンドを従えた楽曲はいずれも圧倒的で、ドス黒ファンキー&ディープな歌唱も格好良すぎ。詳細について触れるスペースがないので、そのヤバさは掲載ジャケのサイズから感じ取ってほしい! 南部モノだと、60年代中盤以降の音源をまとめたスペンサー・ウィギンスの編集盤もブルージーな歌い口が激烈な必携作だ。
また、鍵盤奏者のウィリアムD・スミスが送り出したアラン・トゥーサン制作の初ソロ作も世界初CD化の快挙! 最後は、UKで火が点いたフィリーの淑女、ロゼッタ・ハイタワーの71年作。モータウンやアイク&ティナなどの有名曲カヴァーも豊富な快作ですよ。
▼文中に登場したアーティストの作品を紹介