QUANTIC 『One Off's Remixes And B Sides』 Tru Thoughts(2006)
ブレイクビーツ・アーティストとしてのリミックス仕事やレコードのB面曲を集めた編集盤。異種格闘技戦的な驚きのリミックスというのはないけれど、どれもカッチリとクァンティック色に染め上げた仕上がりになっている。*サクライマー
お得度★★★★★
往年のクァンティックらしい度★★★★
QUANTIC 『An Announcement To Answer』 Tru Thoughts(2006)
この年に亡くなった父親テリーのバンジョー演奏も収め、トゥルー・ソーツのカタログ100番を飾った節目の作品。世界を旅しながら作った作品というだけあって、いつも通りのラテン風味もあるファンクから、アフロやカリブ的な薫りもいきなり濃厚になってきてます。*綱犬
マージナル度★★★★
レイドバック度★★★
SPANKY WILSON & THE QUANTIC SOUL ORCHESTRA 『I'm Thankful』 Tru Thoughts(2006)
70年代に名を馳せたデトロイトのソウル歌手が、『Mishaps Happening』参加を契機に作り上げた初のアルバム。ソウル楽団を率いたクァンティックの完全サポートも手伝って燻し銀の熱が弾けまくり。マーヴァ・ホイットニー&オーサカ=モノレールの合体に匹敵する濃さです。*綱犬
ダイナマイ度★★★★
マダムキラー度★★★
QUANTIC SOUL ORCHESTRA 『Tropidelico』 Tru Thoughts(2007)
ニコデマスらとの交流を経て放ったソウル・オーケストラでの現時点での最新作。ブーガルーやクンビア、ブルース、ソウル・デスカルガなど、楽曲ごとにジャンル名の説明も付けられているが、ヒップホップ的なビート感でクンビアをモダン化した雰囲気が支配的な気も。*綱犬
トロピカル度★★★★★
ゆるゆる度★★★★
QUANTIC PRESENTA FLOWERING INFERNO 『Death Of The Revolution』 Tru Thoughts(2008)
コロンビアに移住後、ラテン音楽とジャマイカ音楽に急接近した新プロジェクトでの作品。伝統的な要素を無理矢理ブレイクビーツに取り込んだという感じはまったくなく、ごく自然な雰囲気でラテン・ジャズをダブワイズするかのようなバランス感覚が凄い。*サクライマー
クンビア度★★★★
ダビ~度★★★★★
QUANTIC & HIS COMBO BARBARO 『Tradition In Transition』 Tru Thoughts(2009)
コロンビアのミュージシャンたちを起用して作り上げたコンボ・バルバロ名義でのラテン・アルバム。ストリングスとマルコム・カット(ヘリオセントリックス)のドラムを入れたことにより、いわゆる〈ブエナビスタ〉的な作品に止まらない新しい世界が切り拓かれている。*サクライマー
ラテン度★★★★★
意外にファンク度★★★