NEWS & COLUMN ニュース/記事

Heavenstamp、轟音ディスコ・パンクが鳴り響いたリリース・パーティー

連載
bounce編集部のイマココ。
公開
2010/12/09   23:02
更新
2010/12/09   23:02
テキスト
文/土田真弓

 

Heavenstamp_2

 

11月の中旬頃より〈年末進行〉というビッグウェーヴにもまれておりまして、
取材後記の更新も滞り気味でございます。

とはいえ、何しろ〈年末にお休みする期間の分もいまのうちに進行する〉という〈年末進行〉でございますゆえ、
取材に出掛ける回数は通常月よりずいぶん多いわけであって、
なかの人のスマートフォンはネタの宝庫のようになっております。

失くしたら大変ですね。データを移しておかないと。

それはそうと、たったいまHeavenstampのワンマン・ライヴに行ってまいりました。
↑の写真は会場でいただいた、VJで使用された映像をモチーフにしたステッカーです。

12月8日に初音源『Hype E.P.+REMIXES』をリリースしたばかりの彼らですが、
初っ端からブロック・パーティのラッセル・リサックのお墨付き、という実力派でもあります。

UK直系のダンサブルなギター・ロックがパッケージされた同作についてのインタヴューはこちらでお読みいただけますが、
本日のライヴも非常に良かったです。

ヴォーカル/ギターのSally#Cinnamonは“Hype”の歌詞について、
「自分がSally#Cinnamonとして活動していく覚悟を持ったときに書いた」と語っていたのですが、
なんというか、ステージ上にはHeavenstampのフロントマンであるSally#Cinnamonとして、
完全にスイッチが入った彼女がおりました。

ラスト直前にはラッセルとその相棒=ジェイミーといっしょに制作したという新曲も披露されてました。
ラッセルとの良好な関係は、どうやら現在も継続中のようです。

 

Heavenstamp_1

 

ちなみに、取材はSally#CinnamonとギターのTomoya.Sに行ったのですが、
Tomoya.Sは、冒頭からマイブラのブート盤の話に脱線……(華麗にカットしてあります)という音楽好き丸出しの有様で、
音楽遍歴について楽しそうに語ってくれたのが印象的。

一方のSally#Cinnamonは、ステージ上と同様にクール・ビューティーな雰囲気の持ち主なのですが、
「電気グルーヴの“かっこいいジャンパー”が好き」と告白した後に、
軽く赤面しながら両手で顔を覆っておられたのが〈萌えポイント〉でございました。
いや、確かに“かっこいいジャンパー”は名曲だと思います。

彼ら、年明けの1月6日には恵比寿LIQUIDROOMでジャマイカと共演が決まったようなので、興味がある方は、ぜひ。
また、今夜のライヴ・レポートは近日中に公開予定です。お楽しみに~。