1.横山剣(CRAZY KEN BAND) “しらけちまうぜ”
〈横浜レゲエ祭〉に参加するなどレゲエとは何かと繋がりが深いCKB。剣さんが歌うのは小沢健二から近藤真彦まで多くのシンガーにカヴァーされてきた小坂忠の名曲。愛する女に粋に別れを告げる、いなせな男心をダンディーかつソウルフルに熱唱!
2. ハイジ “接吻 Kiss”
オリジナル・ラヴが93年に発表した90sシティー・ソウルの傑作。ラヴァーズ・ロック風にアレンジされた中島美嘉のカヴァーでもお馴染みだ。ハイジはフリー・ソウル風味の爽やかなサウンドに乗せて、持ち前の伸びやかな歌声を披露している。
3. MASH “風来坊”
はっぴいえんどのセカンド・アルバム『風街ろまん』に収録されたミディアム・チューン。ゆったりしたダウンビートと、ふらりふらりと浮世を漂うヴァガボンド的な歌詞の世界が絶妙にマッチしている。歌っているのは名古屋出身のラッパー、MASH。
4. Keison “太陽のあたる場所(A PLACE IN THE SUN)”
Keisonが以前よりオリジナルの日本語詞でカヴァーしていたスティーヴィー・ワンダーのヒット・ナンバー。誰もいない浜辺。力強く照りつける真夏の太陽に目を細めると、そこには永遠の愛を誓い合う恋人たちの姿がまるで蜃気楼のようにスローモーションで浮かび上がってくる。
5. “LOVE'S THEME(Instrumental)”
航空会社のCMソングとして使われ日本でもヒットしたバリー・ホワイトのインスト・ナンバー。原曲の洗練された雰囲気にユルめなレゲエのリズムが掛け合わされることによって、まるで南国の空港のロビーで流れていそうな独自のラウンジ感が漂う作風に仕上がっている。
6. Leyona “KISS OF LIFE”
シャーデーが93年に残したラヴ・バラード。しっとりと落ち着いたトラックに乗せてLeyonaがメロウな歌声を披露。力強さと艶やかさを併せ持つ彼女のヴォーカルの魅力を再確認することができる。楽曲後半に登場するナイヤビンギ風のパーカッションもポイント。