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第30回――居酒屋でパブ・ロック!?

アダルトな耳で聴くヤング盤

連載
ロック! 年の差なんて
公開
2011/08/25   20:50
ソース
bounce 335号(2011年8月25日発行)
テキスト
ディスクガイド/ボンゾ


JOHN PAUL KEITH 『The Man That Time Forgot』 Fat Possum(2011)

カッコイイじゃねえか! バディ・ホリーやエルヴィス・コステロっぽくもあるが、こりゃまさに現代版のロックパイルだ。パブ・ロックの灯は消えてねえんだな!

 

KITTY, DAISY & LEWIS 『Smoking In Heaven』 Sunday Best(2011)

お、コイツらは知ってるぞ。若造のくせに心底本気で50s風のロックンロールに打ち込んでいる兄弟だよな。阿智本の五千倍くらい将来が有望だ、ガハハ!

 

THE WELLINGTONS 『In Transit』 THISTIME(2011)

キラキラとして青春っぽいパワー・ポップだな。青春なんて俺にゃ遠い過去だが……。ロックパイルはパワー・ポップとしても優れているから、まあ孫みたいなもんか。