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第57回――ベティ・ライト

お年玉をあげるより自分が欲しいリイシュー

連載
IN THE SHADOW OF SOUL
公開
2012/01/25   00:00
更新
2012/01/25   00:00
ソース
bounce 339号 (2011年12月25日発行)
テキスト
文/出嶌孝次


まずは問答無用のブツ。2011年指折りの復刻と言えるキャンディ・ステイトンに続き、フェイム・スタジオ録音+フェイムのレーベル音源をまとめたアンソロジー『The Fame Studios Story 1961-1973』(Kent/Pヴァイン)が3枚組で登場! ジョージ・ジャクソン『Don't Count Me Out: The Fame Recordings Volume 1』(Kent/Pヴァイン)も出たし、サザン好きは家庭崩壊ですね。

で、こちらも外せないのが、バーバラ・リンの編集盤『A Good Woman: The Complete Tribe & Jet Stream Singles 1966-79』(Kent/Pヴァイン)。芯のある慈悲深い歌声は古き良き南部リズム&ブルースでもノーザン方面での人気ナンバーでも変わらない魅力です。

お次はイーゴンのイイ仕事、83年にアルバム1枚を残して消えたニューイングランドのグループ、ニュー・ワールド・ジェネレーションの編集盤『New World Generation』(Now-Again)です。モダン・ソウルやブギーの文脈から評価されるのもわかりますが、そうじゃなくても冒頭の“Sunshine”を聴いたら買ってしまう! これぞ秘宝!

続いてもブギー解釈。70年代後半に7インチ1枚で消えたプッシュの音源集『Push』(BBQ)です。AOR目線でも楽しめるシティーな快曲だらけで、あのマーロン・マクレインも参加していたとは!

最後はレア・ディスコ。デビュー前のルーサー・ヴァンドロスが3曲で歌う、マスカラの79年作『See You In L.A.』(Ensign/Expansion)の世界初CD化! デヴィッド・ボウイ“Golden Years”のカヴァーも素晴らしいですよ。



▼文中に登場した作品を紹介。
左から、『The Fame Studios Story 1961-1973』(Kent/Pヴァイン)、ジョージ・ジャクソン『Don't Count Me Out: The Fame Recordings Volume 1』(Kent/Pヴァイン)、バーバラ・リンの編集盤『A Good Woman: The Complete Tribe & Jet Stream Singles 1966-79』(Kent/Pヴァイン)、ニュー・ワールド・ジェネレーションの編集盤『New World Generation』(Now-Again)、プッシュの音源集『Push』(BBQ)、マスカラの79年作『See You In L.A.』(Ensign/Expansion)