MARSHA AMBROSIUS 『Late Nights & Early Mornings』 J
かつてマイケルに“Butterflies”を提供した才女のソロ・デビュー作。麗しい雰囲気のスロウ“I Want You To Stay”にて、“Human Nature”のフレージングをアドリブ的に挿入しています。しかも“Butterflies”のセルフ・カヴァーもあって、これがいい!
PATTI AUSTIN 『Sound Advice』 Shanachie
クインシーに可愛がられた同士ということで、マイケルの“It's The Falling In Love”に参加したこともあるパティさん。こちらのカヴァー集では、まさかのジャクソンズ“Give It Up”を取り上げ、情緒たっぷりに歌い上げています。着眼もいいし歌もエモーショナル!
AI 『ハピネス/Letter In The Sky』 EMI Music Japan
「MICHAEL JACKSON TRIBUTE LIVE」の行われる12月13〜14日に合わせて登場する、彼女のレーベル移籍シングル。2曲目の“Letter In The Sky”にはジャッキー、ティト、マーロンがジャクソンズ名義で参加しています。表題の意味は言うまでもないですね。
AYO 『Billie-Eve』 Polydor/Island
ナイジェリア系とルーマニア系ジプシーの血を引くフランスのシンガー・ソングライター。こちらの最新アルバムでは、シンプルな演奏のタイトさを活かす格好で、J5の“I Want You Back”を可愛らしく披露しています。やはりキッズ・ソングの女声カヴァーはハマりますね。
JUSTIN BIEBER 『Under The Mistletoe』 Raymond Braun/Island
デビュー作が大ヒットしたらクリスマス盤を出すのはお約束。もうガキ扱いできないビーバーさんは、J5のヴァージョンが著名な〈サンタが街にやってくる〉を“I Want You Back”と“ABC”を巧みに引用しながら聴かせてくれます。好アイデア!