バニビ史上もっともメランコリックな楽曲となった“トキノカケラ”、一転してメジャー感のあるハッピー・ソング“チョコミントフレーバータイム”——清楚でイノセンスな雰囲気はそのままに、今年に入ってからはさまざまなニュー・スタイルに挑みながらステキな裏切りを重ねてきた彼女たちが、ニュー・シングル“ノンセクション”を届けてくれました!
ソリッドでワイルドなギターリフを用いたイントロからして今回も意表を突かれる……んですけど、本編は楽しさ度合いの自己記録をさらに更新した、弾むようなポップ・ナンバーに。木の子による〈自分らしく前に進んでいこう!〉といった意味合いの歌詞は、デビュー5年目を迎えたバニビの高らかな意思表明……と受け取れます。歌謡史に燦然と輝くツインズ=ザ・ピーナッツを彷彿とさせるようなスウィンギーでノスタルジックなジャジー・ポップ“秘密”、ピースフルなポップンロールになったRCサクセション“君が僕を知ってる”のカヴァーというカップリングも秀逸すぎ! おっと、本作と連動した初の写真集「月刊NEO バニラビーンズ」もチェックしてねん!