【田中ケロ&アントーニオ本多】
元・新日本プロレスの名リング・アナとして知られるケロちゃんは、〈時は来た!〉から始まる前口上でアルバムの幕開けを熱く演出。そして〈夏の魔物〉の名物MCでもあるプロレスラーのアントーニオは、“SUNSET HEART ATTACK”で作詞&コーラスを担当! 希望と諦念が交錯した異色の青春ロックに仕上がっている。 ＊北野
左から、新日本プロレスのDVD「新日本プロレス創立35周年記念DVD 新日本語録」（ビデオパックニッポン）、マッスルのDVD「マッスル牧場CLASSIC 1」（角川エンタテインメント）
【マーヤ】
KING BROTHERS、N'夙川BOYSのフロントマンがまさかの登場! “SUNSET HEART ATTACK”ではどちらかと言えばキンブラで見せる狂気的な一面を押し出したシャウト／スクリームを披露している。何言ってるかわからないけど、何でもカッコイイよ! ＊加藤
N'夙川BOYSのニュー・アルバム『24HOUR DREAMERS ONLY!』（Getting Better）
【小林ゆう】
ロック・ユニットのCrush Tearsで歌ったり、落語好きが高じて〈萌え落語CD〉を発表したり、独創的すぎる絵を描くことから〈画伯〉と呼ばれたりしている声優。本作で披露した↑のマーヤとタメを張るシャウトは、思わず喉の心配をしてしまうほど! ＊北野
小林ゆうの2012年のキャラクターCD『モエオチ!』（徳間ジャパン）
【和嶋慎治】
THE WAYBARK時代からのメンバーとは同郷（青森）の先輩である人間椅子のギタリスト。こちらも“SUNSET HEART ATTACK”で、ハード・ロックなギターを鳴らして目立ちまくりだ。丸眼鏡&袴姿でタッピング……最高です。 ＊加藤
人間椅子の2011年作『此岸礼讃』（meldac）
【大隅知宇】
元UNDER THE COUNTERのベーシストで、“ミライボウル”をはじめとするももいろクローバー（Z）への楽曲提供で名を上げた作曲家。本作でも“SUNSET HEART ATTACK”“SOSガール”において、良い意味で暑苦しくてケレン味のあるメロディーを書いている。 ＊北野
ももいろクローバーの2011年作『バトル アンド ロマンス』（スターチャイルド）
【只野菜摘】
古くは「聖闘士星矢」から最近では〈プリキュア〉シリーズまで、アニメ関係を中心に幅広く楽曲を手掛ける作詞家の彼女は、“☆☆☆チャンバラン”“ゾンビデジュネ”で作詞を担当。何やら不思議な気迫を感じる、パンチの効いた言語感覚に脱帽だ! ＊北野
「Yes! プリキュア5 GoGo!」のテーマソング“プリキュア5、フル・スロットルGO GO!”（マーベラス）
【AKIRASTAR】
“恋愛§ライダー”から始まる一連のBuono!仕事でアイドル・ファンからの信頼も厚い作曲家。ももクロ“BIONIC CHERRY”と同じ只野菜摘とのコンビで書き下ろした“☆☆☆チャンバラン”は、彼の持ち味である前のめり感が活きたナンバーとなっている。 ＊北野
Buono!の2012年作『SHERBET』（zetima）
【白井幹夫】
元THE HIGH-LOWSで、現在はソロで活動するキーボーディスト。昨年の〈夏の魔物〉でTHE WAYBARKと共演していた彼は、ガレージ・パンク“ゾンビデジュネ”に登場し、一発録りらしいライヴリーなグルーヴのなか、クールに熱いプレイを披露! ＊加藤
THE HIGH-LOWSのベスト盤『FLASH BACK vol.1』（ユニバーサル）
