GUCCI MANE & V-NASTY 『BAYTL』 1017 Brick Squad／Asylum（2011）
ホワイト・ガール・モブの一員で、クレイショーンのほっこり夏曲“Summertime”にも駆け付けたメガネ女子のV ・ナスティ。負けん気の強そうな悪ガキラップはグッチを相手取った本作でも冴えに冴え、ベッタリ敷き詰められたトラップ・ビーツとばっちりマッチ! いまもっともソロ作を待たれているモンスターかも。 ＊山西
GRIMES 『Visions』 4AD（2012）
ゴシックでアトモスフェリックな音世界と、ファッショナブルな見た目で一気にブレイク。リンダ・ミランダらフォロワーを続々と生むなか、今夏にはクレイショーンやこれまでもコラボを重ねてきたブラッド・ダイアモンドらと新ユニット＝L$Dを結成するなど、ますますモンスター化が進みそう。 ＊山西
NICKI MINAJ 『Pink Friday: Roman Reloaded』 Young Money ／Cash Money／Universal Republic（2012）
〈プラスティックで出来たバービーはリアルじゃない!〉と、ピンク・モンスターのディスとも取れる発言をしたクレイショーン。だけど真相はニッキーになりたがる女の子たちを警告したもので、自身も彼女の大ファンだとか。実際に“BFF（Bestfriend）”あたりはニッキーのエモい歌モノから影響を受けてる!? ＊山西
RYE RYE 『Go! Pop! Bang!』 N.E.E.T.／Interscope（2012）
こちらもディプロから可愛がられているボルティモア娘で、11月にはクレイショーン＋ハニー・コケインといっしょに全米ツアーを敢行! Bモア〜ブーティー・バウンスを詰め込んだこの傑（ケツ）作にヤラれた方なら、『Somethin 'Bout Kreay』に収録の“Twerkin!!!”や“Go Hard（La.La.La）”も間違いなく好きでしょう。 ＊山西
CHER LLOYD 『Sticks + Stones』 Syco／Epic／ソニー（2011）
満を持しての日本デビューですよ! スヌープ犬を迎えた“Want U Back”などボートラがモリモリなので、UK盤を持っている人もスルー厳禁。それにしたって、ブランド信仰を批判した“Gucci Gucci”然り、〈自分のスタイルで勝負しよう〉と訴えた本作収録の全英No.1ヒット“Swagger Jagger”然り、モンスターはお洒落にうるさいね。 ＊山西
きゃりーぱみゅぱみゅ 『ファッションモンスター』 unBORDE（2012）
右腕にセーラームーンを彫っているクレイは日本のカルチャー好きだそうで、きゃりーのPVに合わせて踊ったりもしていました。ファンシーとチンピラが同居したような雰囲気は、グロテスクなものも可愛く定義するきゃりーさんの存在感にも通じるかも。ていうか2人ともファッションモンスター! ＊狛犬
