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第10回――【今月のレポート盤】VARIOUS ARTISTS 『Solo Album』

〈ロッ研〉部員がレポート盤の関連作を紹介!

連載
ろっくおん!
公開
2012/11/21   00:00
ソース
bounce 350号(2012年11月25日発行)
テキスト
ディスクガイド/弘明寺素子、子安翔平、杉田俊助、生麦 温


ONE DIRECTION 『Take Me Home』 Syco/Columbia UK/ソニー(2012)

UKから登場した久々の超大型ボーイズ・グループだよね。ロッ研のみんなは聴かず嫌いしてるみたいだけど、結構パワー・ポップっぽい要素もあってカッコイイんだから! ちなみにモコの推しメンは最年少のハリー君です。 *弘明寺

 

『Avon Calling 2』 Bristol Archive

79年に発表された名コンピの、30年以上ぶりとなる続編や。ハートビートに残された80年前後の音源を収録しとるんやけど、ポスト・パンク度高めな前作に比べると、グッとパンク/パワポ色が濃くなっとるで。いろんなタイプのバンドが鎬を削っていた土地だったんやな〜。 *子安

 

HOT CHELLE RAE 『Whatever』 RCA(2011)

ルックスもナイスなナッシュヴィルの4人組だネ。80sフィーリングもあるポップ・チューンがベリー・キャッチー。踊れるロックだヨ。でもオンちゃんの肩を持つわけじゃないけど、ヴァリアス・アーティスツと比べるにはちょっとマジョリティーすぎるかナ。 *杉田

 

FLATMATES 『Potpourri』 Cherry Red

80年代半ばから後半にかけて活躍したアノラック・バンドの、シングルやレア音源を網羅した編集盤や。キュートな女声とパンキッシュな演奏がたまらん! 彼女たちが設立したレイザーカッツらを擁するジャングリー・ポップの優良レーベル、サブウェイも要チェックやで。 *子安

 

THE HEARTBREAKS 『Funtimes』 Nusic(2012)

5月に初作を発表したUKのバンドだけど、瑞々しくて溌剌としたサウンドと、飾り気のないストレートな歌心を持ったメロディーは、まるで初期の良質なネオアコを聴いているかのよう。彼らが好きならヴァリアス・アーティスツも絶対気に入ると思います! *生麦

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