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第11回――【今月のレポート盤】SONIC YOUTH 『Smart Bar, Chicago 1985』

〈ロッ研〉部員がレポート盤の関連作を紹介!

連載
ろっくおん!
公開
2013/02/18   11:30
更新
2013/02/18   11:30
ソース
bounce 351号(2012年12月25日発行)
テキスト
ディスクガイド/仲木戸英治、生麦 温、汐入まりあ

 

YOKOKIMTHURSTON 『Yokokimthurston』 Chimera(2012)

最近はコーネリアスやフレーミング・リップスとも絡んで怪気炎を上げているオノ・ヨーコが、キム&サーストンと組んで放ったアヴァンな即興演奏の記録。2011年の録音なので、離婚前の2人による最後の共同作業ってことになるのかな。*仲木戸

 

LEE RANALDO 『Between The Times & The Tides』 Matador(2012)

キャリア中で初めて挑んだヴォーカル作品。グループ内でもっとも前衛指向の強いリーだけど、スティーヴ・シェリーやジム・オルーク、ボブ・バートら盟友たちが支えたサウンドは意外なほどポップで、味わい深い歌唱も素晴らしい。*仲木戸

 

A PLACE TO BURY STRANGERS 『Worship』 Dead Oceans(2012)

ブルックリンでもっともうるさい音を出すと言われている3人組の最新作です。彼らもシューゲイザー・バンドとして紹介されることが多いけど、一昔前だったらグランジって呼ばれていてもおかしくないほど演奏は力強くてスリリング。*生麦

 

DINOSAUR Jr. 『I Bet On Sky』 PIAS(2012)

グランジ/オルタナ人気を牽引したという意味で、ソニック・ユースとは戦友とも言える関係ですよね。実際に仲良しですし。これは変わらぬダイナソー節が最高な再結成後の2作目です。もし私が2012年のTOP10を選ぶなら、本作とジョンスペは絶対に入ります! *汐入

 

THE YOURS 『The Way We Were』 Lona/DIFFUSE ECHO(2012)

リンゴ・デススターやペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハートなどが引き合いに出される、香港から登場した注目の5人組。僕的にはもっとUSオルタナの影響を感じますけどね。『Dirty』の頃のソニック・ユースにも近いような。*生麦。

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