部室に置かれたキャンパス・ノートを覗き見しちゃいましょう! 何やらおもしろそうなリイシュー盤が紹介されていますよ!!
先月オン先輩にリクエストされたので、連絡ノートに初挑戦です。新勧ポスターはどうにか完成したけど、男子3名はずっと雑談ばかりで全然手伝ってくれません……っていきなり愚痴になってしまいました。え〜っと、オススメのCDですよね。先日の誕生日に父からプレゼントされたクラウトロックのコンピ『Deutsche Elektronische Musik 2: Experimental German Rock And Electronic Musik 1971-83』(Soul Jazz/BBQ)は最高でした! シリーズ第1弾より電子音楽度が高く、単体では入手困難なバンドをたくさんチェックできるのも嬉しいです。いまだったらエメラルズやヴァイナル・ウィリアムズ好きに聴いてほしいですね。
で、さきほどマイティ・マイティの話が出たついでに、ネオアコ繋がりでブリリアント・コーナーズの編集盤『Heart On Your Sleeve: A Decade In Pop 1983-1993』(Cherry Red/BAD FEELING)のことも記しておきます。トランペットが入ったりして凄くポップな曲が多いけれど、どこか一筋縄ではいかないトボけたB級っぽさと独特のユーモアが魅力的。
続いてジャケと題名の強烈な男臭さが子安先輩を思わせる(褒め言葉です)、サム・サムディオの71年作『Hard And Heavy』(Atlantic/Real Gone/BSMF)。デュアン・オールマンが参加していることで知られるこのスワンプ・ロックのレア盤も、ついにCD化されました。いまはヴィンテージ・トラブルなどが人気を集める時代なので、若いリスナーにもウケそうですね。
最後は美人ジャズ・シンガー、イーディ・ゴーメの63年作『Blame It On The Bossa Nova』(Columbia/Clinck)です。ソフィスティケートされたボサノヴァをメインに明るいオールディーズ風の曲も入っていて、ジャズというよりはポップス・ファンから再評価の高いお洒落な一枚(タワレコでもポップのコーナーにありました!)……っと、こんな感じで大丈夫でしょうか、オン先輩。