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ところで、倉石一樹ってどんな人?

連載
360°
公開
2013/04/19   13:15
更新
2013/04/19   13:15
ソース
bounce 353号(2013年3月25日発行)
テキスト
文/編集部


ここではNAOTOの相棒・倉石一樹について紹介しておこう。国内外で広く活躍するファッション/グラフィック/プロダクト・デザイナーの彼は、その界隈ではすでに説明不要。アディダスのプロジェクト〈Originals by Originals〉やアパレル・ブランド〈CASH CA〉などのクリエイティヴ・ディレクターを務め、セレクトショップ〈Heather Grey Wall〉もオープン。音楽絡みのデザインでは、RYUKYUDISKOやマニー・マーク、トミー・ゲレロ、そして親交の深いイアン・ブラウンらのアルバム・ジャケットが知られている。delofamiliaも2作目以降のジャケは倉石の手によるものだ。

そんな彼がファッションと音楽作品をリンクした一例としては、〈Originals by Originals〉の始動にあたってみずから監修したコンセプト作『One by One』も忘れちゃいけない。先述のイアンをはじめ、トリッキーやハッピー・マンデーズ、チャットモンチー、AFRAなど、倉石が好きだったり交流のある内外アーティストのエクスクルーシヴ音源のみという構成の豪華さも話題となった。自身がミュージシャン・デビューも果たした現在、こういった大胆な試みもまた聴いてみたいものだ。



▼関連盤を紹介。

左から、イアン・ブラウンの2009年作『My Way』(Polydor)、RYUKYUDISKOの2009年作『Pleasure』(キューン)、トミー・ゲレロの2007年作『Return Of The Bastard』(Galaxia)、2009年のコンピ『One by One』(キューン)

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