THE STROKES 『Comedown Machine』 RCA(2013)
本作をELOっぽいと思うのは俺だけやろうか? 基本はロックンロールっちゅうのもあるし、シンセを活用してるっちゅうのもある。けど何よりジュリアンの裏声ぶりが、ジェフとケリー・グロウカットのヴォーカルを思い起こさせるんや。*子安
LADYHAWKE 『Anxiety』 Modular(2012)
ELOの81年作『Time』をフェイヴァリットに挙げとる彼女。よく聴くと楽曲自体は思いのほかシンプルなんやけど、煌びやかで厚みのあるシンセを纏わせることで、ダンサブルな胸キュン度を大幅アップさせとる。次作はぜひジェフにプロデュースしてもらいたい! *子安
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA 『Zoom』 Epic/MARQUEE(2001)
もともとはソロ作用に作っていただけあって、もっともジェフ色濃厚なELO作品ですな。実際にメンバーの参加もリチャード・タンディだけ。華麗なコーラスが散りばめられた楽曲は粒揃いで、ELO諸作のなかでも完成度の高い逸品ですよ。*戸部
フジファブリック 『Voyager』 ソニー(2013)
この前読んだ〈bounce WEB〉でメンバーの山内さんが本作収録の“Small World”を〈ELOビート〉的だと発言していたし、本誌の記事にもそんなことが書いてあったよ。確かにあのズンズクしたリズムとスペイシーなシンセには影響を感じちゃうね。*生麦
JEFF LYNNE 『Long Wave』 Frontiers(2012)
天才ソングライターにあるまじき全曲カヴァーの作品ということで、聴く前は憤っていましたが、いやはやこれが素晴らしい。ジャズやロックンロールの定番を完全にジェフ節で調理。歌い手としてもアレンジャーとしても非凡であることを証明した快作ですな。*戸部