ここではFACTのこれまでの歩みを振り返ります。99年の結成以来、メタルやハードコアの要素を融合したサウンドで支持を得てきた彼らは、本格的な世界進出盤となった2009年作『FACT』(maximum10:1)でスタイルを確立。バンド監修によるスプリット・シリーズ〈Pentagon〉を挿み、2010年には早くも次のフル作『In the blink of an eye』(同:2)、2011年にはミニ・アルバム『Eat Your Words』とクラブ・サウンドに特化したco3名義の初作『co3』(同:3)を発表し、さらに音楽的な幅を広げます。2012年はオリジナル作『burundanga』(同:4)と初の映像作品「001」のリリース後、新メンバーのAdamを迎えて6人体制へ進化。2013年にはコンピ『MAYDIE!!』(同:5)に新曲“I hope I'm wrong”を提供しています。
▼文中に登場した作品を紹介。
左から、2009年作『FACT』(1)、2010年作『In the blink of an eye』(2)、co3名義の初作『co3』(3)、2012年作『burundanga』(4)、2013年作コンピ『MAYDIE!!』(5)