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CODE-V“衝動”発売記念インタビュー

INTERVIEW(2)――ジャケット写真は過去の作品のなかで一番いいなと思って、友達には自慢したけど……

連載
K-POP LOVERS!
公開
2015/07/14   19:30
テキスト
interview:長澤香奈(タワーレコード)

 


初回生産限定盤B ジャケット写真

 

ジャケット写真は過去の作品のなかで一番いいなと思って、友達には自慢したけど……

――先ほどまでは、2人が考える“衝動”のお話でしたが、ファンのみなさんの反応はどうでしたか?

ウシク「まずジャケット写真の反響が凄かったです。結構、いろんな意見を頂いていて……(笑)。ブログとかTwitterでもらったコメントを見て、心配したこともありましたけど、反応を見て頑張っていこうって思いましたね」

テフン「初めて自分のジャケット写真をお母さんに見せることを迷いました……(笑)」

ウシク「僕は逆に、早く友達に見せたいなって。いままでのなかで一番好きです」

テフン「僕もカッコいい写真だと思っていて、いままでのなかで一番いいなって個人的には思ってたんで、友達にはすぐ自慢したんです。今回のジャケット、やばいよ!って。でも、お母さんに送ろうかなって思ったら、一瞬迷っちゃったんですよね。なので、初回限定盤Bと通常だけ、とりあえず送って(笑)。確かに、あのジャケット写真がでて、〈テーマは禁断の愛です〉ってはっきり言うと、僕自身もドキッとしますよね。どういう形の禁断なのかっていう……」

ウシク「Twitterとかで冗談でテフンにくっついたりする動画あげたりしてますけど(笑)」

――ミュージック・ビデオの反応はどうでしたか?

テフン「カッコいいって言ってもらったのは嬉しかったです」

ウシク「あと〈やばい〉っていうのが印象的でしたね。いい意味で安心しましたけど。もちろんその逆で、〈これは違う。CODE-Vじゃない〉っていうのもありました。でも、逆に、それをポジティヴに考えることにしたんです。CODE-Vが変わったって言われることは、イメージの幅が広くなったと捉えると成功かなって。これまでのCODE-Vとはまた違った姿を見せられた、いまは2人です、っていうことがより印象付けられたんじゃないかなって思いましたね」

――先日「MUSICにゅっと。」に出たときに、ファンのみなさんと一緒に映像も見ましたけど、会場の反応も高かったですね。

ウシク「離れていく女の子の手を僕がギュッとつかむところとか。テフンの壁ドンとか。ファンのみなさんからのリアクションが大きかったです。演技シーンは……。演技なんですけど、僕は演技じゃない……」

テフン「これ絶対に書いて下さい! 演技じゃなくて、本気!!(笑)」

ウシク「そうじゃなくて!!(笑) 演技ですけど、ミュージック・ビデオの世界に入っているとき、そのシーンのなかで僕は、相手の女性に対して抑えきれない感情を抱いている、っていう設定ですよ。だからその時間は、演じているというより、本気で気持ちを作らないと表現できないじゃないですか。これは本当に!!(笑)」

――それぐらいストーリー性を意識したっていうことですよね。そういえば、ソルさんがTwitterで「な…なんでぼくがいるときに このコンセプトはとらなかったんですか」って呟いていましたね。

テフン「それを見て、ソル先輩、やりたかったんだって……(笑)」

 

日本のお祭りってファンタジーぽい

――カップリングの“夏のまぼろし”はどんな曲ですか?

テフン「この曲は、まだはっきりとうまくいかない、いくかどうかわからない恋のお話です。 “衝動”とはシチュエーションは違いますけど、同じく恋の切なさをバラードで表現した歌です」

ウシク「僕たちは日本のお祭りも経験していますけど、日本のお祭りってファンタジーっぽいですよね。韓国とは全然違います。ちょっと非現実的っていうか。お祭りって楽しいんですけど、どこか切ない。それを描いたのが、“夏のまぼろし”です。ちょっと沖縄っぽい曲調で、“夕顔”みたいに日本の楽器を感じる曲ですね」

――もう1曲の“Really into you”は?

テフン「 “Really into you”は、レゲエっぽいリズムの曲ですよね。“衝動”とも“夏のまぼろし”とも違う雰囲気の夏の曲。あと、お別れの曲じゃない。自分の気持ちを伝える曲ですね。ラブリーじゃないんですけど、ラフな感じで聴ける曲ですね」

ウシク「恋の歌なんですけど、かわいらしく表現した曲ですね」

――“衝動”も含めて、自分の経験に一番近い曲はどれでしょうか。

ウシク「僕は“衝動”です。さっき、〈いろんな形の禁断の愛がありますよね〉って言った理由に繋がるんですけど、直接的に“衝動”のような経験をしたわけではないんですが、自分の体験のなかで思い当たる禁断の愛があって、そういう部分も思い出しながら歌った曲です。歌詞の内容とは違いますけど、ところどころ重なる場所、似たような経験のフレーズもありますね」 

テフン「僕は、禁断の愛とか、切ない別れとかの経験はないので、“Really into you”が一番共感しやすいです。好きな女の子ができたら、何気ない電話一本でもドキドキすることもあるし、2人で何もしないで一緒にいても、それだけで楽しくなる時期ってあるじゃないですか。そういう部分が歌詞からも伝わってきて、歌いやすかったです。でも、“衝動”を初めて歌うときに、普通の恋ですらちゃんと経験がないのに、禁断の愛はどうやって表現すればいいんだろうって思ってたんですよね。だからウシク先輩の話を聞いて……すいません、嘘です(笑)。本を読んだり、周りの人たちの話を聞いたり、です。人の悩みを聞くなかで、出てくる話とかあるじゃないですか。そういうことを思い出しながら歌ったりしましたね」

ウシク「あと、今回プロデューサーさんから教えてもらって、〈人間失格〉を読んだんです。読み終わった後に、内容が難しくて一言では言い表せないんですけど、人間の本質、みたいなものが描かれた本だと思ったんですよね。禁断の愛も、やっちゃいけないのに、自分の気持ちを抑えられない、っていう感情もあるじゃないですか。そういうことに対して思うことが多くて、歌いながら勉強になりました」

 

 

■初回生産限定盤A(CD+DVD)

[CD]
1.衝動
2.夏のまぼろし
3.衝動(instrumental)
4.夏のまぼろし(instrumental)

[DVD]
1.衝動 Music Video
2.MVメイキング、オフショット映像
【封入特典】
イベント参加券封入

■初回生産限定盤B(CDのみ)

[CD]
1.衝動
2.Really into you
3.衝動(instrumental)
4.Really into you(instrumental)
イベント参加券封入

 

■通常盤 (CDのみ)

[CD]
※初回生産限定盤AのCDと同内容

【封入特典】
初回プレス分のみイベント参加券封入

 

〈CODE-V 9th Singleリリース記念トーク&じゃんけん特典会 @ タワーレコード渋谷〉
日時/会場:2015年7月18日(土) タワーレコード渋谷店8F Space HACHIKAI
時間:(1)13:00~ (2)16:00~
参加方法など詳細はこちらをご覧ください

 

 発売週リリース記念イベント開催!!
●7月24日(金)愛知、25日(土)兵庫、26日(日)東京
※イベント詳細、その他のイベントに関しては、オフィシャルサイトにてご確認ください。

 

〈“衝動”発売記念パネル展開催〉
対象店舗で期間中にCODE-VのNEWSINGLE「衝動」をお買い上げいただいた方の中から抽選で、パネル展で使用したパネルに直筆サインを入れてプレゼント致します!

【対象店舗】
札幌ピヴォ店、タワーミニ アリオ仙台泉店、新宿店、グランツリー武蔵小杉店、浦和店、名古屋近鉄パッセ店、神戸店、難波店、北花田店、アミュプラザ博多店、若松店

【応募期間】7月21日(火)~
※期間、応募方法は各店舗によって異なります。

ぜひ店舗に足をお運び下さい。

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