72年、まだアンダーグラウンドであったロックシーンにおいて、"紅蜥蜴(べにとかげ)"として活動。78年には名前をリザードと改め、世界的なパンク・ニューウェーブムーヴメントとシンクロする形で『東京ロッカーズ』ムーヴメントによって時代の表層に浮上。英国の著名バンド"ストラングラーズ"に見いだされ、その助力を得て、ロンドンにおいてメジャーデビューアルバム『リザード』を制作した。さらに「リザード・アーミー」と呼ばれるサポーター組織を従えて数多くのギグを展開。ヘビーかつ時に無機質にすら感ぜられるリズムセクション、自己を没入した強心剤のようなボーカル、鮮明なヴィジョンをともなった歌詞…それらが互いに絡み合い化学変化を起こし、観る者、聴く者を深く激しい世界へと誘い込む。また、シンセサイザー、ヴォコーダーなど電子機器を積極的にサウンドに取り入れたことによりサイバーパンクの始祖として知られている。
2024/07/31 (2024/07/31更新) (発売・販売元 提供資料)