1940年8月18日生まれ、旧ソ連・レニングラード(現・ロシア・サンクトペテルブルク)出身の指揮者。本名はドミトリ・ゲオルギェヴィチ・キタエンコ。レニングラード音楽院、モスクワ音楽院で学び、ウィーン音楽アカデミーでハンス・スワロフスキーに師事。69年の第1回カラヤン国際指揮者コンクールで入賞して脚光を浴び、翌年にスタニスラフスキー=ネミローヴィチ-ダンチェンコ音楽劇場の芸術監督に就任。72年にソビエト国立響と初来日。76年からモスクワ・フィルの首席指揮者を務めたのをはじめ、ベルゲン・フィル、フランクフルト放送響、ベルン響などの要職に就任。ショスタコーヴィチの交響曲全集などのレコーディングでも著名。
2012/08/30 (2025/03/31更新) (CDジャーナル)