1932年12月3日生まれ、東京府(現・東京都)出身の絵本作家。本名は黒田恵子(旧姓・瀬名恵子)。落語家の6代目柳亭燕路は夫、絵本作家の黒田かおるは娘。お茶の水女子大学附属高等学校卒。武井武雄に師事し、瀬名恵子名義で児童書の挿絵を描く。69年に『いやだいやだの絵本』で絵本デビュー作。翌70年にサンケイ児童出版文化賞を受賞。『あーん あんの絵本』『おおきくなりたい』『ばけものつかい』『おばけのてんぷら』などのロングセラーを生む。また、紙芝居、装丁、さしえなど幅広い分野で活躍。2017年に『ねないこはわたし』でブクログ大賞フリー投票部門大賞を受賞。2024年10月23日に神奈川県の自宅で老衰のため死去。91歳没。
2024/11/14 (2024/11/21更新) (CDジャーナル)