1939年4月3日生まれ、東京都足立区出身の絵本作家。本名は岩村和朗(読み同)。秋田に疎開し、戦後に東京へ戻る。東京都立西高等学校から東京芸術大学美術学部工芸科へ進学。卒業後に化粧品メーカーのデザイナーや幼児番組の絵を描く仕事などを経て、70年に『ぷくぷくのえほん』で絵本作家デビュー。75年より栃木県芳賀郡益子町に移住し、『タンタンのずぼん』や『14ひきのひっこし』をはじめとする「14ひきのシリーズ、『かんがえるカエルくん』などを執筆。海外向けへ翻訳された作品も多い。98年に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館。2014年に仏芸術文化勲章シュバリエを受章。2024年12月19日に死去。85歳没。
2025/01/24 (2025/01/28更新) (CDジャーナル)