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在庫ありフォーマット | CDアルバム |
発売日 | 2016年11月02日 |
国内/輸入 | 国内 |
レーベル | TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION +plus |
構成数 | 3 |
パッケージ仕様 | - |
規格品番 | PROC-1979 |
SKU | 4988031184745 |
構成数 : 3枚
【収録曲】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
<DISC1>
1. 交響曲 第33番 変ロ長調 K.319、
2. 交響曲 第39番 変ホ長調 K.543、
3. セレナード 第13番 ト長調 K.525 《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》、
4. 行進曲 K.408 (383e)
<DISC2>
5. 交響曲 第36番 ハ長調 K.425 《リンツ》、
6. 交響曲 第29番 イ長調 K.201(186a)、
7. 交響曲 第35番 ニ長調 K.385 《ハフナー》
<DISC3>
8. 交響曲 第25番 ト短調 K.183 (173dB)、
9. 交響曲 第40番 ト短調 K.550
【演奏】
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)
【録音】
1962年9月11-13日(1,2)、1963年10月30日、11月4-7日(3-5)、1972年11月16日(8,9)、17、20日(6)、21日(7)
ウィーン、ゾフィエンザール
【原盤】
Decca
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも一部採用)
※本国のアナログ・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(24bit/192kHz)音源をCDマスターに使用
※解説:渡辺謙太郎氏、遠藤勝彦氏、近藤憲一氏、解説書合計8ページ
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すでにケルテスは不慮の事故で亡くなっていて、追悼盤としてブラームスの交響曲全集がリリースされた。セット物を買うことなど出来ず、FM放送を録音して聴いた。
1970年代にクラシック音楽に目覚めた私にとってのアイドルはカラヤンだった。世界最高の楽団=ベルリン・フィルと毎月のように繰り出す新譜は、何をおいても聴かなくてはならない対象であって、実際それだけの価値のある凄演が刻印されていた。椎間板の手術を受ける75年までの全盛期の作品には一つとして駄作はない。本当にいい時代だった。
そんな私にとって、もう一方の雄=ウィーン・フィルの魅力を最大限に引き出すことができる指揮者は(ベームではなく)ケルテスだった。ベームの全盛期は60年代で終わり、その時代に収録したモーツァルトもシューベルトも、オーケストラはウィーンではなく、ベルリンだった。全盛期を過ぎた老匠が奏でる音楽は、立派ではあっても、ワクワクと心踊るものとは会えなかった。
ケルテスは、ウィーン・フィルとともにシューベルトを、ブラームスを、そしてモーツァルトをレコード化した。これらは、ケルテスにとっても、ウィーン・フィルにとっても、最良の演奏を展開した名盤といえる。
いずれ劣らぬ名演が展開されているが、改めて聴き直して、モーツァルトの素晴らしさは群を抜いていることに気付く。ワルター、ギーゼキング、ハスキル以後、モーツァルトを奏して、その天才を示し得る名演を成し得るのはケルテスとスウィトナーではないか?
モーツァルトの交響曲の名盤を挙げよと問われたならば、私なら、ケルテス/ウィーン・フィルとスウィトナー/シュターツカペレ・ドレスデンにトドメを指す。