フォーマット | CDアルバム |
発売日 | 2017年06月07日 |
国内/輸入 | 国内 |
レーベル | TOWER RECORDS UNIVERSAL VINTAGE COLLECTION +plus |
構成数 | 2 |
パッケージ仕様 | - |
規格品番 | PROC-2068 |
SKU | 4988031228074 |
構成数 : 2枚
『ヴィヴァルディとイタリア・バロックの協奏曲集/ムジカ・アンティクヮ・ケルン』
【収録曲】
<CD1>
イタリア・バロックの協奏曲集
1. ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):4つのヴァイオリンのための協奏曲 ホ短調
2. ジョヴァンニ・モッシ(um 1700):協奏曲 作品4 第12番 ト短調
3. ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(1680-1759):協奏曲 作品7 第11番 イ短調
4. ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764):協奏曲 作品4 第12番 ヘ長調
5. レオナルド・レオ(1694-1744):協奏曲 ニ長調
<CD2>
アントニオ・ヴィヴァルディ:室内協奏曲集
6. 協奏曲 イ短調 RV108、
7. 協奏曲 ニ長調 RV84、
8. 協奏曲 ト長調 RV102、
9. 協奏曲 ニ長調 RV89、
10. ソナタ ニ短調 RV63 《ラ・フォリア》
【演奏】
グートルン・ヘインズ(リコーダー)(6)、
ヴィルヴェルト・ハーツェルツェト(フラウト・トラヴェルソ)(7-9)、
ラインハルト・ゲーベル、ハーヨ・ベス(ヴァイオリン)(10)
ムジカ・アンティクヮ・ケルン オリジナル楽器による
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
【録音】
1980年12月2-4日 ハンブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレ(6-10)、
1991年1月 ケルン、ドイツ国営放送ホール(1-5)
【原盤】
Archiv
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット内に他のジャケットも掲載)
※本国オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(192kHz、24bit)音源をCDマスターに使用(CD2)
※解説:矢澤孝樹氏(新規序文解説)、ラインハルト・ゲーベル氏(井上征剛氏訳)、戸口幸策氏、他、解説書合計16ページ
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実は、ヴェネチアについて、私は殆んど知らなかった。音楽史に触れるようになってから、ようやく都市の姿がぼんやりとだが現れるようになった。高校世界史程度では、人名や用語の暗記で止まっていて、本当に知っている水準ではなく、部分的断片的で、人間の移動や営みまで感じることができないままだった。
MAKの録音は、見つけたら購入することを課して来た。最初は、解説を読みながら聴いても、半分も理解出来ていないと思うし、作曲家も作品も知らないことばかりから始まり、しばらくしてから違う演奏家の録音が心に響きだすと、既にMAKで聴いていたという事が殆んどである。いつも、私の古楽鑑賞の基は、MAKから始まっていたと思うのだ。
本商品では既知の作曲家ばかりだが、解説を読むと理解の枠組みの仕切り直しをさせられる感がある。時間のかかる独学ゆえ、梗概のみに終始しており、何とかもっと上手に学べないものかと思う。23年にわたる古楽鑑賞歴で、カントの著作の方が読んでわかりやすいと思えるようになったことは、一種の効用か。
本録音の演奏は、勿論、宮廷音楽を顕現したもので、録音場所を問わず、城内の美しい豪奢な仕事を耳から入れてくれる高雅さ。やはり、古楽で聴きたいのは宮廷文化。
タワーレコードのこのシリーズ企画は、本当に嬉しい。