クラシック
CDアルバム

ブルックナー: 交響曲第6番(原典版)、弦楽五重奏曲ヘ長調より アダージョ(スクロヴァチェフスキ編曲 弦楽合奏版)<タワーレコード限定>

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フォーマット CDアルバム
発売日 2024年11月22日
国内/輸入 国内
レーベルBRAIN×TOWER RECORDS
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 OSBR41004
SKU 4995751490193

構成数 : 1枚

【曲目】
1. アントン・ブルックナー:交響曲 第6番イ長調 WAB106(原典版)
2. アントン・ブルックナー(スクロヴァチェフスキ編曲 弦楽合奏版):
弦楽五重奏曲 ヘ長調より アダージョ

【演奏】
広島交響楽団
下野竜也(指揮)

【録音】
2024.2.26 無観客ライブ配信よりライヴ録音(広島国際会議場フェニックスホール) (1)
2018.10.7 第384回定期演奏会よりライヴ録音(広島文化学園HBGホール) (2)

【原盤】
広島交響楽団

【制作・録音】
Executive Producer: Kenji Igata (Hiroshima Symphony Orchestra)
Recording Engineer: Yoshiaki Matsubara (Brain Co.,Ltd.)

  1. 1.[CDアルバム]

※新録音
※解説書:下野竜也氏、舩木篤也氏

作品の情報

メイン
指揮: 下野竜也
管弦楽: 広島交響楽団

その他

商品の紹介

<ブルックナー生誕200年記念>下野竜也&広島交響楽団の録音シリーズ第4弾!2024年に無観客ライブ配信で演奏された"第6番"と、スクロヴァチェフスキの名アレンジ曲"弦楽五重奏曲~アダージョ"を収録。2019年5月ライヴの第1弾の「第5番」、2020年11月の「第4番」、2022年5月の「第7番」に続く、期待のブルックナー!

2019年12月に第1弾として発売しましたブルックナーの交響曲第5番(OSBR36033)、そして2021年3月発売の同:第4番(OSBR37010)、2022年9月発売の第7番(OSBR39005)に続く第4弾としまして、2024年2月収録の第6番&弦楽五重奏曲~アダージョ(弦楽合奏版)を発売します。今回、同時発売としまして第5弾となる第8番&第1番(OSBR41005/6)もリースしますので、両者による最新のブルックナーの交響曲が一挙に3曲加わりました。2017年4月から広島交響楽団の音楽監督に就任した下野竜也氏が就任直後に交響曲第8番を演奏し高い評価を得た後、満を持して初の録音を行ったのが2019年5月24日の定期演奏会ライヴの「第5番」でした。その後両者のブルックナー演奏は定期的に継続し、交響曲は計6曲が発売されたことになります。日本のオーケストラでは朝比奈隆による交響曲全集や選集が複数存在するとは言え、在京・在阪以外のオーケストラで体系的に録音されたケースはあまり無いでしょう。その意味でも両者によるこれらの録音は貴重であり、かつその完成度の高さから日本のオケや聴衆に与えた衝撃は大きく、今後のブルックナー演奏にも影響を与えたと言っても過言ではありません。いわゆる従来の有名曲以外も取り上げた功績を含め、今後もひとつの指針に挙げられる音源であることは間違いありません。今回の第6番に関しては従来では演奏機会の少ない曲ながらも下野氏自身は「しかし、この交響曲は美しい。時間が止まっている。いや、勿論、流れてはいるけれど、浮遊している様な感覚です。~解説書より」と述べられており、他の曲でのブルックナーの構成力の高さや堅固さ、重厚さといったこれまでの評価よりむしろ、第6番では曲本来の持つ旋律の美しさや流麗さが際立つ点に焦点を置いているのが良くわかります。偉大な第5番と人気曲第7番に挟まれ、ある意味不遇とも言える第6番の素晴らしさが今回の両者の演奏により十分感じられるでしょう。尚、今回はスクロヴァチェフスキ編曲による弦楽合奏版の"弦楽五重奏曲よりアダージョ"をカップリングしました。この曲の録音はそう多くありませんので、日本のオケの音源としても貴重です。朝比奈隆とスクロヴァチェフスキ、二人の偉大なブルックナー指揮者に学んだ下野氏による正統的な解釈は注目です。

収録は従来と同様、広島に本拠を置きこれまでも広島交響楽団と多くの録音を手掛けてきた、録音に定評があるブレーン株式会社が行っています。今回も素晴らしい音質は聴きもの。その成果を全国の音楽ファンに感じ取ってもらうに相応しい、シリーズ第4弾となりました。尚、今回同時発売の第5弾としまして、交響曲第8番&第1番もリリースします。
(1/2)
タワーレコード(2024/11/01)

<以下、解説書より抜粋>
~このブルックナーの6番は、彼が望んだ形で自分自身が生前聴く事が出来なかった作品です。この破格の天才性故に理解され難かった作品群の中でも一際難しい作品だと思います。割り切れない2と3が共存する1楽章をはじめ、一体、どの様に演奏すれば良いのだろう?と思う部分ばかり。偉大な先人指揮者達も、悩みに悩んで出したであろう演奏も、何処か、ぎこちない。

2024年現在、00番を除き、全交響曲を指揮した経験から感じるのはこの6番は、全曲の中で1番、彼の無邪気さ、無垢さが全面に出ていると私は思います。

もし、彼にもっと時間があれば、9番はどの様に完成され、その後の10番、11番は?と思うのは私だけではないと思います。その途中、つまり大成功する第7番の前に生まれた6番はもっともっと聴かれるべき作品であり、演奏されていくべき交響曲だと思います。

最後に、私は幸いに朝比奈隆先生、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ先生という偉大なブルックナー指揮者の近くで修行を積む事が出来ました。お二人の演奏は対照的でありましたが、今の自分がブルックナーという作曲家に向かう時の姿勢に多くの示唆を得ました。後者のスクロヴァチェフスキ先生の名アレンジの弦楽五重奏のアダージョは広響との演奏でも最も良き思い出の一つです。6番と共にお楽しみ頂ければ嬉しく思います。
私の葬式には、今回、広響と演奏した6番の第2楽章を流して欲しいと息子には言ってあります。~(Massage「私の葬儀」 下野 竜也)より抜粋
(2/2)
タワーレコード(2024/11/01)

メンバーズレビュー

5件のレビューがあります
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ブルックナーの交響曲の中でも2楽章が好きでこの6番をよく聞きますが、下野さんの演奏は自分には合うのは、いつも感動させられます。広島交響楽団も素晴らしいです。
2025/02/27 タグさん
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諸井誠の名著「交響曲名盤100」では、ブルックナーの交響曲の中で、6番は特異な曲と位置づけられている。この曲を初めて聴いたのは、それを読んでから20年以上後のことだが、一度で特異な位置づけが納得できた。6番を着想したときのブルックナーの置かれた環境、如何なるものであったのか。前後の交響曲を聴く限り想像し難いが、もしかしたら、気力体力とも最も充実した時だったのかも。
それにしても、下野広響コンビは、この曲にうってつけだと思う。構築感を損なわない安定したテンポと、厚さ豊かさよりは、透明感や清涼感を重視したような響き。ブルックナーを得意とした巨匠たちの音盤を聴き直すと、随分と厚化粧に思えてしまう。
諸井誠に還って、6番を、例えて“野に咲く一輪の花”(だったか…?)、下野広響の演奏を聴くと、それをしみじみと感じる。
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この6番と弦楽五重奏曲のアダージョ、聞き終えるとまた最初から聞くことの繰り返しです。
2番、3番の録音がもしあるなら、ぜひCD化をお願いします。
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