【タワー限定】タワレコ・アンコールプレス第4弾 ユニバーサル・ミュージック編
ジルベルト・ジル、エリス・レジーナ、ナラ・レオンなど長らく廃盤状態だった、ユニバーサル・ミュージックの名盤の数々を厳選し、38作品をタワーレコードが再プレス! CDで欲しかったあの名盤を手に入れるチャンス!
ロンドンの街のブルーグレイな背景と輝くような笑顔のエリス。アルバム・ジャケットがいつでも素敵な彼女の作品の中でも、最も印象深いカヴァーに包まれた見事なジャケットデザインを持つ69年リリース作品。ロンドン録音、そして60年代末という時代を反映した、R&B色濃厚なサンバ・ナンバーのオンパレード。弾けるようなエリスのサンバを堪能したいならまずはこの作品から!
ボサ・ノヴァではなくサンバを唄う!という意志が明確に形となった66年リリースの4thアルバム。彼女の盟友ゼー・ケチの曲はもちろん、当時まだ無名だった若者たち~シコ・ブアルキ、ギリェリュミ・ヂ・ブリート&ネルソン・カヴァキーニョらの曲をいち早く取り上げ、オーセンティックなサンバ・スタイルや、サンバのパレードのテーマ曲、パゴーヂなど、多彩なサンバ・スタイルに挑戦した意欲作。
MBPの女王ともいえる、エリス・レジーナとアントニオ・カルロス・ジョビン、74年発表の共演作。ボッサ・デュエットの大名曲"AGUAS DE MARCO" (三月の水) における温かくてユーモア溢れるやりとりは最高。この1曲のために買っても損はないが、他の曲もかなりの高水準で、エリスのキュートな歌声と歌唱力はすばらしく、ジョビンの曲、演奏にとてもよく合う。
ボサ・ノヴァの父と讃えられるヴィニシウス。名曲「想いあふれて」や「イパネマの娘」の作詞をした外交官で詩人、そして朴訥な歌声が味わい深い歌手でもあった彼が生涯もっとも信頼したパートナーがトッキーニョ。決して目立たないけれど、よく聴くと実に味わい深い彼のギター演奏とハーモニーが、そっとヴィニシウスの(素人っぽさが抜けない)朴訥な歌声に寄り添った温かみに溢れた74年リリースの名作。
エリスと当時全く無名だったホドリゲスを組み合わせたショーの記録盤。二つの楽団演奏をバックに、ジャズ&エンタテインメント色の強い演出で、2人の瑞々しい歌声が大爆発。サンパウロの劇場で行われたショーを記録し65年にリリースされた本作は何と100万枚を超えるモンスター・ヒット。この大ヒットでエリス・レジーナの名声と人気が世界中で確立されたブレイク・スルー作品。
長い間レア盤としてファンが探し求めた1968年リリース作品。ルイス・エサの前衛的なアレンジが冴えわたり、スタンダードなボサ・ノヴァ・ナンバーを、スピーディーでスリリングな演奏と弾け飛ぶようなフレッシュな歌声&コーラスでカヴァーしたサンバ・ジャズ・アルバム。トリオ演奏に加え、ヴィオラ名手ドリヴァル・フェレイラが数曲でゲスト参加。アメリカ進出前の、隠れた名作。
ブラジル伝統音楽を継承しながら、ビートルズに象徴される70年代のロック革命に呼応したカウンター・カルチャー運動<トロピカリズモ>。60年代後半以降のブラジル音楽や若者文化に多大な影響を与えた運動の代名詞と呼ばれる68年リリース作品。カエターノ・ヴエローゾ、ジルベルト・ジル、ガル・コスタ、ナラ・レオン、ムタンチスら、60~70年代のブラジル音楽をモダナイズした煌めく才能がここに結集!
亡命していたイタリアからブラジルに帰国後初めてリリースされた作品(71年リリース)。カエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジルらが参加した衝撃作『トロピカリア』を手掛けたホジェリオ・ドゥプラがストリング・アレンジを担当。彼のストリング・アレンジがシコの楽曲に深い陰影を与え、当時のブラジル社会の不穏な空気や緊迫感が封じ込められたような内省的なムードが漂う名作。
66年に悲運の事故死。若くして亡くなってしまったのが本当に惜しまれる、キュートな可愛さだけではなくエレガントな洗練や、物憂くアンニュイなムードも身に着けていた彼女の歌声の魅力を満載した代表作。英語詞やフランス語によるナンバーも収録。ボサ・ノヴァ・ファンだけでなく、スタンダードなジャズ・ヴォーカルやシャンソンを愛する人にもお勧めの逸品。
ボサ・ノヴァのミューズと讃えられる事が多い彼女。でもその本質はブラジル社会の貧困や多くの人々の悲嘆をそのリリックで掬い上げて、音楽で告発し続けた社会派シンガー。そんな彼女の本質が浮き彫りになった最初期のアルバム(セカンド・アルバム)。ボサ・ノヴァ、サンバの多彩なリズムに乗せて歌われたプロテスト・ソングの数々が、深く心を揺さぶる名作。
全てのナンバーがゲストを迎えた84年リリースのコラボ企画盤。パウリーニョ・ダ・ヴィオラ、エリス・レジーナ、ベッチ・カルヴァーリョ、エルバ・ハマーリョ、MPB4、ナナ・カイーミ、ジャヴァン、チン・マイア、シモーネら多彩なブラジルの才能と、ジョージ・ベンソン、パティ・オースティンらアメリカの才能が結集。浮遊感溢れる、エレガントに洗練されたイヴァン・リンス・ワールドを多彩なゲストが彩った美しい名作。
ジョアン・ジルベルトからの影響をストレートに反映していたファースト・アルバムに対し、このセカンドではその影響下を脱して、ザ・ビートルズの革新的な作品からインスパイアされたような、実験的な要素を大胆に盛り込んだ革新的なアルバムを作り上げたジル。ブラジル音楽の豊饒なリズムとロック的な冒険をブレンドしてみせた手法が本当に斬新!トロピカリア(トロピカリズモ)ムーヴメントを象徴する作品の一枚。
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カテゴリ : キャンペーン
掲載: 2012年06月08日 12:50