バナナマン『bananaman live Super heart head market』DVD発売記念インタビュー
―今回のライブポスターヴィジュアルについて。イメージなどを教えてください。
設楽:これはなんかちょっとアメリカの昔の感じの。60年代の感じで。洋服も全部古着屋さんの感じでね。
―海外で撮影されたのですか?
設楽:では無いですね(笑)
日村:でもほんとこれ海外っぽいよね。
設楽:スタジオなんですけどね、二子玉だったかな。素敵ですよね。
―毎回ファンの間でもポスターヴィジュアルがかっこよくてお洒落なので楽しみのひとつにもなっています。
設楽:ありがとうございます。
日村:(今回のジャケ写を見て)これかっこいいよね。
設楽:うん、かっこいい。
日村:なんかこれ似合ってるよね2人とも服がね。
設楽:うんうん。
―今回のタイトルに込められた想いやテーマについて教えてください。
設楽:タイトルがね、heartとheadということで心と頭ですよね…ということで、心と頭をテーマにして作りました(笑)
日村:ふふふふふふ。いつくらいだっけねこれをやるって発表したのって。やりますこれでって。ラジオのスタジオだっけ?
設楽:あーそうだね。いつ頃かねぇ。ライブの2~3か月前?
日村:だよね、それくらいだよね。
設楽:marketを付けるか付けないかの問題があったよね。
日村:あー、あったあった。
設楽:付けた方がいいってね。
日村:そう付けた方がいいって。あれ、superを付けるかじゃなかったっけ?
設楽:違う、marketだよ。
―語感的な部分でですか?
設楽:そうですね、なんかこう字面とか考えて。
―OP映像や音楽も素敵でした。
設楽:OP映像ってどんなだっけ?(笑)
一同笑い
日村:えー、どんなだっけなぁ~(笑)
設楽:音楽はオルケスタ・“バナナゼロ”・ムジカにお願いしたんですけど。俺ら意外と本番中はOP映像ってあんまり観れてないですからね(笑)
日村:そう、あのOPの時俺たち超着替えてるから。あれどんなだっけ。
設楽:まぁいい感じでしたよね(笑)
―スタッフが説明:ポスターヴィジュアル撮影のメイキングみたいな感じで、古い映画のような雰囲気でした。
設楽:あ、そうだね。オークラに昔のフィルム映像みたいにしたいってイメージを伝えて、それを膨らましてもらってね。
―ライブ構成について教えてください。
設楽:タイトルを考えて、ヴィジュアルを最初に撮って、そのあとそこからネタを考えていくっていう流れですね。
―今回のライブ評判について特に今回いつも以上にリアクションが良かったようですが、反響など感じたりしましたでしょうか?
設楽:あ、そうですね。感じましたね。やっぱ、頑張ってやったから良かったなって思いますね(笑)毎年観に来てくれるような人とかからも、ここ最近の中では一番良かったみたいなことを言われたりしましたね。
―ご自身たちとしての出来具合いはいかがでしたか?
設楽:うん、まぁ、良かったという部分ともうちょっとという部分がもちろんあるんですけど、なんか、そうですねぇ、割とまとまったんじゃないかなとは思いますね。
日村:うーん、そうですねぇ、いやでも結構ミスってるの多いんですよね俺(笑)なんかちょこちょこね。そういうのもあるけど、うん、でもおもしろくできたんじゃないですかね。
―ネタ作りや稽古のスタートはいつ頃からでしたか?
設楽:今回は1ヵ月半くらい前からかな?
日村:そうだね。
設楽:いつもよりちょっと早かったんですよね。稽古場に入ったのも。
日村:そうそう。
―今回はちょっと早めだったのですね。
設楽:そう、前回ちょっとねあの、やっぱ稽古しないとダメだってなってね(笑)
日村:そうそう(笑)
設楽:今回もちょっと間に合わなったところもありますが、今回は前回よりも頑張ろうっていうそういう意識があったからよくできたとかって言われたんじゃないかな。
日村:あーそうだね。
―稽古を始めるための準備などはしますか?
設楽:めちゃめちゃしますよ(笑)昔の一人暮らしの買い出しくらいするんじゃない?(笑)
日村:はははははは。たしかに。ドンキとか行って買いしめたり用意しますね。1ヵ月以上稽古場にいますからね。
設楽:布団とかベッドとか買って。食べ物から、今回なんて冷蔵庫と電子レンジ新しく買ったよね。
日村:うん、冷蔵庫買ったね。
設楽:もともと昔から置いてある物はあったんだけど、ぶっ壊れてたんですよ。それ使ってたんですけど。
日村:そう。
設楽:みんなでお金出し合ってね、冷蔵庫と電子レンジをね。電子レンジは毎回言ってたんだよね買おうって。もらってきた弁当とかを温めなおしたいとかって言ってたんだよね。
日村:そうそう。
設楽:電子レンジが入ったことでレンジのごはんとかがいけるから。俺が昔一人暮らしをしてた時、電子レンジなんて持ってなかったからね。
日村:いやほんと。また昔は高かったもんね。
設楽:そう今回、温めるだけのなんて安かったよね。
日村:電子レンジが5000円くらいだったよね。
設楽:だからそういう準備はバッチリで。
日村:そう、まず揃えるっていうね。
―じゃあ快適な稽古生活が送れたわけですね。
設楽:そう、もう快適ですよ。
―毎回稽古場での流行りがあるようですが、今回は何かありましたか?
日村:料理はいっぱいやったね。
設楽:そう、飯は自炊。鍋とかは前からやってるけど。
日村:なんかすごい流行ったやつあったよね。…あ、冷や汁だ!
設楽:冷や汁だね!(笑)今回ごはんをチンできるようになったから。
日村:そう。チンのごはんを入れてね。
設楽:冷や汁と、あとお取り寄せとかもしてますから、いろんな地方の(笑)おいしいやつを。
日村:うになめ茸とか。
設楽:あ、うになめ茸が流行ったね!北海道のね。
―おいしそうですね(笑)
設楽:すっっっげぇうまいっすよ(笑)
日村:あはははは。そうそう。
設楽:うになめ茸だわ。
日村:うになめ茸だ。…ふふふふふ。
設楽:うん、あれは流行った。
―前回は「そうめん」が流行っていたり。
設楽:あー、そうめんもやったよね。
日村:そうめんは1回だけやったね。そうそうそう。でも冷や汁だわ。
設楽:冷や汁だ(笑)冷や汁たべてた~。あとやっぱりうになめ茸。
日村:ふふふ。
ー本編のネタについて。それぞれポイントや苦労した話などを教えてください。
①「voice from the heart」
設楽:まぁオープニングなので、なんか頭で考えることとか心の声とかを感じてもらえるようなですね。音声を録ってやったんですけど、やっぱり考えてやったのと実際に録ったのとではやってみるとだいぶ違ったりで、何回か直したよね。間とかつめたり、言い回しを短くしたりとか。結構これは時間かけてやったから、一番最初にやった時より随分良くなったよね。
日村:そうだねぇ。
設楽:練習しないと合わせらんないし。動きとかも。結構こういう音を使ったネタとかって微妙な間で変な感じになっちゃうから。
日村:これはねぇ。
―今回長ゼリフをサンプリングしていたのですが、セリフを覚える量が減るというか、そのあたりは?
設楽:そう、覚えなくて良いっていうネタなんだけど、でも意外とこれに関してはタイミングがズレちゃうと音の方が勝手にいっちゃって話のつじつまが合わなくなっちゃうっていう。
日村:そうなんだよねぇ。
―逆に大変そうですね。
日村:この音より遅れて動いちゃうとヤバイし、音より若干早くするとか。ま、同時が一番いいんでしょうけどね。
設楽:だから練習は相当しましたよね。これは割と最初に音録ってやりましたね。
―顔や動きでの表現も音とうまく合っていて素晴らしかったです。
日村:あんまり顔もやりすぎちゃうとね、そっちのSHOWになっちゃうから、難しかったですねこれはやっていて。
設楽:ま、割と音を使うネタってよくやるんですけど。
日村:去年もやったけどね。
設楽:そう、ちょっと去年「あれ?」ってなったところを、今回はそのリベンジみたいな感じでやったよね。
日村:リベンジだったね。
②「Air head」
―2番目に長いネタでしたね。
設楽:これ、やればやるだけ長くなっちゃったんですけど。これ初稿は全然違ったんですよ、台本の中とか。結構一番最初に書いたやつなんですけど、一番はじめ、まぁこんな感じなんだよなぁって書いて、まだこのまんまだとなぁと思いながら一回、日村さんに見せたら、日村さんに「言いたいことはわかるね。」って言われたんですけど、俺すげぇ腹が立って(笑)
一同笑い
日村:はっはっはっはっはっはっは!
設楽:覚えてないと思うけどさ(笑)だから、昔を思い出して、もう、これゼッタイ面白くしようって、そこからグゥァーッてやって書いたネタですね(笑)
日村:そうだったんだ(笑)
設楽:だからなんか昔の感覚でしたね(笑)
日村:へー(笑)
設楽:まぁ、たしかにその日村さんに見せた段階ではまだあんまり面白くなくて、「言いたいことはわかる」って感じだったんだよたしかに。
日村:そうだったんだろうね。
設楽:で、「あの野郎~!」って思いながらやって、割とそこからものすごい肉付けをしたんですけど。だからこれは練習しながらもどんどん「こーしてくれ、あーしてくれ」って言っていたら、日村さんが途中で「もうストップストップ!これ以上覚えらんない!」って言ってね(笑)
日村:そうそうそう、台本上はおもしろいんだけど、演じていくと思いつくこともあるじゃないですか。それで足されてくるから、こっちはまだ覚えきれてないからね(笑)
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掲載: 2018年02月06日 00:00