アニメ『青のオーケストラ』NHK・Eテレ~ヒラリー・ハーン、東亮汰らがヴァイオリン演奏を吹き替え!
『マンガワン』『裏サンデー』で阿久井真が連載するウェブコミック(漫画)『青のオーケストラ』が2023年4月9日よりNHK Eテレにてアニメ化され、毎週日曜17時に放送中。クラシック音楽の最大レーベル ドイツ・グラモフォンとのコラボで、登場人物の楽器演奏が吹き替えされており、第1話では早速ヒラリー・ハーンによるパガニーニ:カプリース第24番の演奏が流れ、話題となっています。ここでは、放映ごとに演奏が流れたアーティストをご紹介してゆく予定です。
(タワーレコード)
「青のオーケストラ」あらすじ
かつてヴァイオリンのコンクールで数々の成績を収めていた少年・青野一は家庭の事情もあってヴァイオリンを止めていたが、ふとした切っ掛けで秋音律子と出会い一度はやめたヴァイオリンを再び弾き始める。その後2人は進学先の高校でオーケストラ部に入るが、そこでコンクールでトップの成績を収めていた佐伯直と邂逅しヴァイオリンの腕を競うことになる。(Wikipediaより)
New!第10話での登場曲
第10話、第6話 ビゼ-:《カルメン》組曲
【参考映像】ドゥダメル指揮パリ・オペラ座管弦楽団
(第10話)定期演奏会に向けたセカンド・ヴァイオリンの練習曲、ビゼー作曲の「カルメン組曲」。自分の事だけで精一杯だった秋音律子が、立花静に指摘され視野を広げ周りを見らるようになった事により、合奏練習でみんなと合わせられるになり一歩成長した回でした。(第6話)入部したオーケストラ部で夏の定期演奏会に向けて本格的に練習がスタート。練習曲の一つが、ビゼー作曲「カルメン組曲」。スペイン情趣溢れる旋律美の宝庫であるビゼーの名作オペラ「カルメン」から抜粋された名曲集。1枚目はロシア出身の往年の名指揮者マルケヴィチとフランスのラムルー管弦楽団によるダイナミックでシャープで色彩豊かな演奏。2枚目はアバドとロンドン交響楽団による躍動感に富んだ瑞々しい名演です。3枚目は「フランスのオーケストラよりもフランス的」と評されたデュトワ&モントリオール響による色鮮やかな演奏です。4枚目はフランスの名匠プレートルがバンベルク交響楽団を指揮したドラマティックで力強い演奏で、2枚組にビゼーの主要な管弦楽作品を収録しているのが魅力です、
第9話での登場曲
【青のオーケストラ9話 聴きドコロ♪】交響曲 第9番「新世界より」第3楽章(弦楽器パート)
作曲:ドヴォルザーク
指揮:吉田 行地
演奏:洗足学園フィルハーモニー管弦楽団
オケ部の重要なステージの一つ、夏の定期演奏会。3年生の引退公演であり、1年生と3年生が同じステージに立てる最後のチャンスとなる演奏会。座席順は実力で決まり、2週間後に演奏メンバーのオーディションを開催。第9話では、2年生によるお手本演奏を披露。定期演奏会のメイン曲である「交響曲第9番」は、ドヴォルザークがアメリカ滞在中に、「新世界」のアメリカから故郷ボヘミアへ向けてのメッセージが込められた屈指の人気曲です。(1)ハンガリー生まれの名指揮者ケルテスが名門ウィーン・フィルを指揮した演奏は、彼の才能を世に知らしめた同曲最高の名盤の一つ。英デッカによるアナログ・ステレオ録音も今もって鮮烈です。(2)帝王カラヤンが晩年にウィーン・フィルを指揮した、雄弁かつ壮麗な名演奏です。LP時代から定評のある(3)ドイツの巨匠クレンペラーによる悠揚迫らぬ名演と、(4)ルーマニアの熱血漢シルヴェストリの情熱溢れる演奏の2種類はタワーレコード企画によるSACDハイブリッド盤で聴くことができます。
海幕高校オーケストラ部 1stヴァイオリン 小桜ハル/ヴァイオリン演奏 小川恭子
桐朋学園大学を首席で卒業後、同大学大学院修士課程修了。これまでに辰巳明子、ザハール・ブロンらに師事。在学中、推薦を受けて英国王立音楽院に交換留学し、ジェルジ・パウクの指導を受ける。2019年度、明治安田QOL文化財団海外音楽研修生としてウィーン国立音楽大学に留学、ローター・シュトラウスに師事。
2015年第84回日本音楽コンクールヴァイオリン部門第1位、岩谷賞(聴衆賞)、全部門を通じて最も印象的な奏者に贈られる増沢賞、レウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞、E. ナカミチ賞を受賞。第17回日本モーツァルト音楽コンクール優勝、ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2014グランプリ、第5回ルイ・シュポア国際コンクール(ドイツ)第2位ほか受賞多数。
第8話 バッハ:G線上のアリア
部活を休み続けていた小桜ハルを心配し、2ndヴァイオリンの秋音律子はハルの元へ。公園でお互いの思いを打ち明け、絆はさらに深まっていきます。そこで、律子のお願いで、ハルが公園で律子が好きだという「G線上のアリア」を演奏。それはかつてハルが律子のために初めて弾いて上げた曲でした。ハルは人のために演奏しているという事で、初めて自分を好きになれた気がしたとして成長していきます。「G線上のアリア」は、バッハの名曲『管弦楽組曲第3番』の第2曲「エア」を19世紀のヴァイオリニスト、ヴィルヘルミが編曲した作品。題名はヴァイオリンの4本ある弦のうち最低音の弦、G線のみで演奏できることに由来しています。上掲の動画では小川恭子がヴァイオリン演奏を務めています。
バッハの「G線上のアリア」のオススメCD
日本のヴァイオリニストが演奏会で愛奏する作品であるとともに、聴衆からもリクエストの多い作品でもあり、千住真理子、宮本笑里という人気、実力を兼ね備えた奏者の録音があり、新進ヴァイオリニストの髙木凜々子もデビュー盤で録音しています。世界的大家による演奏では、イスラエルのヴァイオリニスト、イヴリー・ギトリスが最後のスタジオ録音のときに演奏したものが残っており、2022年に追悼盤のように発売され話題を呼びました。
第7話での登場曲
第7話 ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ
【参考映像】コンスタンティ・クルカ(vn)平澤真希(p)
小学生時代のコンクールで出会っていた小桜ハルと青野一。そのコンクールで青野一が演奏していた曲が「ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ」。小桜ハルにとって、とてもまぶしかったと語る良い思い出のエピソード。この曲は、ポーランドのヴァイオリニストであり作曲家のヴィエニャフスキが作曲が作曲したもので、超絶技巧を要する華やかさのある人気曲です。1枚目は世界最高のヴァイオリニストのひとりであるチョン・キョンファが高度のテクニックを駆使しながら、情熱的に奏でています。2枚目は、そのチョン・キョンファと同門で、ライヴァルでもあるイツァーク・パールマンによる知・情・意のバランスのとれた演奏です。3枚目は20世紀最高のヴィルトゥオーゾ、ヤッシャ・ハイフェッツによる快刀乱麻を断つがごとき歴史的名盤。4枚目は現在、世界を舞台に活躍している日本を代表するヴァイオリニスト、諏訪内晶子による技巧、音色、解釈、すべてが練り上げられた名演奏、1996年録音盤です。
第6話での登場曲
第6話 チャイコフスキー:《くるみ割り人形》~小序曲
【参考映像】ネゼ=セガン指揮ロッテルダム・フィル
入部したオーケストラ部で夏の定期演奏会に向けて本格的に練習がスタート。練習曲の一つが、チャイコフスキー作曲『くるみ割り人形』からの「小序曲」。クリスマス・イヴにくるみ割り人形を贈られた少女が、人形と共に夢の世界を旅するという物語で、ロマンティックな幻想や華やかさを見事に描いたチャイコフスキーの名曲です。1枚目と2枚目は「白鳥の湖」「眠りの森の美女」「くるみ割り人形」のいわゆるチャイコフスキー三大バレエを収めた1枚。1枚目のフェドセーエフ&モスクワ放送交響楽団の盤では本場ロシアのバレエ上演を彷彿とさせるような演奏を楽しめます。2枚目のレーグナー&ベルリン放送交響楽団はコンサート・スタイルの洗練された演奏が魅力です。3枚目と4枚目は、それぞれバレエ「くるみ割り人形」が全曲収録されています。3枚目のビシュコフとベルリン・フィルの演奏は、ベルリン・フィルにとって「くるみ割り人形」全曲の初録音で、機能性に優れたオーケストラの特徴を活かした強烈な演奏です。4枚目のドラティとロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏は、バレエ指揮者としても成功を収めたドラティ屈指の名盤です。名門コンセルトヘボウ管弦楽団の味わい深いサウンドも聴きものです。
海幕高校オーケストラ部コンサートマスター 原田蒼/ヴァイオリン演奏 マリア・ドゥエニャス
マリア・ドゥエニャスは、2018年「ウラディーミル・スピヴァコフ国際ヴァイオリン・コンクール」、2021年「ゲッティング・トゥ・カーネギー・コンクール」、2021年「ヴィクトル・トレチャコフ国際ヴァイオリン・コンクール」で優勝するなど、多くの世界的コンクールで成功を収める、スペイン出身の20歳のヴァイオリニスト。2021年に若手ヴァイオリニストの登竜門とも言われる「ユーディ・メニューイン国際コンクール」で1位と聴衆賞を獲得したことで注目を集めました。2022年10月に名門ドイツ・グラモフォン(DG)と専属契約を締結したことを発表。今作DGのデビューアルバムとなり、指揮者マンフレート・ホーネック率いるウィーン交響楽団と共演した、ムジークフェラインでのライヴ録音を収録しています。
第5話 ヴィヴァルディ:「四季」より<春>
パート分けの試験を兼ねて青野一と佐伯直が演奏した曲がヴィヴァルディの名曲『四季』より「春」。今度行われる定期演奏会でも演奏する曲です。海幕高校オーケストラ部コンサートマスターの原田蒼に「これじゃまるで音の喧嘩だな」と言われてしまうが、二人は楽しんで演奏。2~3年生による弦の合奏練習では息の合った演奏で凄さを見せ付けられます。上掲の動画は2~3年生の合奏の模様で、ソロ・ヴァイオリンはマリア・ドゥエニャスが務めています。
ヴィヴァルディの「四季」のオススメCD
1枚目はイ・ムジチ合奏団の初代コンサートマスター、アーヨが独奏を務めたレコード史上最も有名なアルバムといっても過言ではないこの演奏。イタリアの名団体が極めて優雅に奏でた不朽の名盤です。2枚目はLP時代のイ・ムジチ合奏団のライバル盤として有名な、ドイツのミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管弦楽団盤。こちらは折り目正しく格調高い演奏に特徴があります。3枚目と4枚目はグリュミオー、ムローヴァというLP時代とCD時代を代表する世界のトップ・ソリストがオーソドックスに奏でた「四季」の名盤です。
主人公と同学年のチェロ奏者 山田一郎/チェロ演奏 佐藤晴真
1998年生まれ、愛知県名古屋市出身のチェロ奏者。2019年に日本人として初めてミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門で優勝し、一躍国際的に注目される存在に。2019年12月のリサイタルで本格デビュー。プラハ放送響、日本フィル、新日本フィル、東フィルなど国内外オーケストラからの招待も多い。2020年11月にドイツ・グラモフォンより『The Senses~ブラームス作品集~』でアルバム・デビュー。最新作は2023年4月発売の『歌の翼に ~メンデルスゾーン作品集』。
第4話 バッハ:「無伴奏チェロ組曲 第1番」~プレリュード~
青野一と同学年で、度々コンクールで顔を合わせていたチェロ奏者の山田一郎。楽器店で演奏していた曲がチェロ奏者のバイブルと言われるJ.S. バッハの名曲「無伴奏チェロ組曲」。
バッハの「無伴奏チェロ組曲 第1番」のオススメCD
往年の名盤ではフランスの名奏者モーリス・ジャンドロンと、イタリアの名奏者アントニオ・ヤニグロの録音がタワーレコード企画盤で発売されています。ともにこの名作の録音史を彩ってきた味わい深い演奏です。日本の新鋭チェロ奏者では2021年ジュネーヴ国際コンクール・チェロ部門優勝の上野通明さんの録音がオススメです(佐藤晴真さんはまだ録音していません)。4点目は戦前の古い録音ですが、このバッハの作品を現代に蘇らせたパブロ・カザルスによる歴史的名盤を挙げます。
主人公 青野一/ヴァイオリン演奏 東亮汰
東亮汰は桐朋学園大学2年生だった2019年の第88回日本音楽コンクール優勝で注目を集め、演奏会やテレビへの出演を重ねている期待の若手ヴァイオリニスト。「高崎芸術劇場&大友直人Presents T-Shotシリーズ」の第9回発売の奏者に選ばれ、フランクとR.シュトラウスのヴァイオリン・ソナタを中心としたプログラムで2023年04月19日にCDデビューしました。
(タワーレコード)
第3話 スッペ:喜歌劇《軽騎兵》序曲
青野一が入学した海幕高校シンフォニック・オーケストラ部の部活紹介で演奏した曲が、オーストリアの作曲家スッペが作曲した「軽騎兵」序曲。スッペは30曲ものオペレッタやバレエ音楽を作曲しており、今なお演奏され最も有名な作品がこの「軽騎兵」序曲。冒頭のトランペットのファンファーレから始まり、騎兵が駆け抜ける疾走感のある軽快なリズムで奏でられる華やかな作品で人気のある曲です。
スッペ:喜歌劇《軽騎兵》序曲のオススメCD
名指揮者カラヤンとベルリン・フィルによるダイナミックで華麗でスケールの大きな演奏がLP時代から有名です。そのライバル盤だったのがショルティ指揮ウィーン・フィルとバーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルの録音。ショルティは若き日の録音で、エネルギッシュで輝かしく、リズムの切れが良いのが特徴で、名門ウィーン・フィルが多彩な響きで応えています。バーンスタインは劇的で活力に溢れた演奏で、ニューヨーク・フィルの明るく爽やかな響きが作品の楽しさを盛り上げています。優秀な最新録音で聴きたい方には現代の巨匠ネーメ・ヤルヴィ盤がオススメ!
第2話 パッヘルベルのカノン
主人公、青野一がヴァイオリンを弾きたかった気持ちを再確認し演奏した曲。秋音のヴァイオリンへの思いに心を動かされ、楽しそうに弾く秋音が羨ましかったと悟る元天才少年の青野一。川沿いの土手で久々に演奏した曲が癒しの名曲として人気の高い「パッヘルベルのカノン」。癒しの名曲として人気の高い有名曲です。
パッヘルベルのカノンのオススメCD
往年のフランスの名指揮者ジャン=フランソワ・パイヤールが弦楽合奏で演奏した1968年ステレオ録音がLP時代から決定盤として親しまれています。艶やかで瑞々しいストリングスの美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。現在、パッヘルベルのほかの作品も聴けるオリジナル盤と、他のバロック名曲と組み合わせた編集盤の2種類、リリースされています。3番目に挙げたのはパイヤールと同時代に活躍したドイツのカール・ミュンヒンガー指揮によるもの。柔のパイヤールに対し、剛のミュンヒンガーというべきで、素朴な美しさ、味わいに特徴があります。4番目はパッヘルベル時代の楽器や奏法を研究して演奏したラインハルト・ゲーベル盤。現代感覚と時代考証がミックスした新時代の名盤です。
第1話 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲~第3楽章
第1話の冒頭、元天才ヴァイオリニストとしてヴァイオリンを演奏していた主人公、青野一が演奏していたのが、三大ヴァイオリン協奏曲としても有名なメンデルスゾーン作曲のヴァイオリン協奏曲からの華やかな第3楽章(フィナーレ)。アニメではピアノ伴奏版が流れていますが、オリジナルはオーケストラ伴奏で演奏されます。
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のオススメCD
主人公の父、青野龍仁役の演奏を担当しているヒラリー・ハーンが22歳のときに録音したスタイリッシュな名演が出ています。そのヒラリー・ハーンと現代の「ヴァイオリンの女王」の座を争うアンネ=ゾフィー・ムターが17歳のときに巨匠カラヤンと共演した名盤もオススメ。3番目は20世紀最高のヴァイオリンの巨匠と讃えられたヤッシャ・ハイフェッツの快速演奏。古い録音ながらステレオで音質も良く、演奏も第3楽章フィナーレの見事さが際立っています。4番目はウィーン出身の名手ヴォルフガング・シュナイダーハンのロマンティックな名演を。モノラル録音ですが、現代ではなかなか耳にし得なくなった豊かな情緒がこの演奏にはあります。
主人公の父 青野龍仁/ヴァイオリン演奏 ヒラリー・ハーン
ヒラリー・ハーンは1979年11月27日生まれ、米・ヴァージニア州レキシントン出身のヴァイオリニスト。91年にメジャー・オーケストラ・デビュー、93年にヨーロッパ・デビューを果たした天才少女で、以来、世界主要オーケストラとの共演を重ねています。2002年に名門ドイツ・グラモフォンと契約し、コンサートに、CDに活躍する現代のトップ・ヴァイオリニストの一人です。上記、パガニーニのカプリースの録音はまだ無いため、ここでは彼女の代表盤をご紹介いたします。
第1話 パガニーニ:24のカプリース~第24番
主人公、青野一の父で、世界的に有名なプロの天才ヴァイオリニストとして活躍している青野龍仁。幼少の頃、憧れていた父の回想シーンで流れていたのが、超絶技巧の難曲として知られるパガニーニ作曲の「24のカプリース」からの第24番です。この曲は糊の作曲家をインスパイアしたことでも有名で、そのテーマを用いてリストが『パガニーニによる大練習曲第6番』を、ブラームスが『パガニーニの主題による変奏曲』を、ラフマニノフが『パガニーニの主題による狂詩曲』など、数々の名作が生み出されることとなりました。
パガニーニの「24のカプリース」のオススメCD
1983年生まれ、ドイツ出身の天才ヴァイオリニスト、ピアノもソリスト級という二刀流、ユリア・フィッシャー、そして1986年生まれ、大阪出身で2007年チャイコフスキー国際コンクール優勝の神尾真由子という素晴らしい名手二人による名盤がまずオススメ。五嶋みどりの盤はCD初期を席巻した名盤。録音時、彼女はまだ17歳でしたが滑らかな技巧と大人の表現力が魅力。4番目はアナログLP時代の名盤、イツァーク・パールマン盤。快刀乱麻を断つ快演です。
原作はコチラ!