レトロな歌姫ジャネット・クラインの2年振り新作
フジロック'08出演を含むジャパン・ツアーでは、昔からのファンはもちろん、駆けつけた大勢のフェスgoersをタイムトリップさせたのも記憶に新しい、ジャネット・クラインの新作が到着!
時は1920年代、アメリカでは大恐慌を前に、世の中が不安定な状況陥っていた。そんな時代の混乱が、音楽やカルチャーにも大きく影響を及ぼし、持ち前のアメリカ人気質で陽気にやりすごそうとばかり、さまざまなアートが生まれることに。
今回のジャネットは、そんな1920年代のダンス・バンドに注目。M1「Honeychild」(1929年)をはじめ、「Shanghai Shuffle」(1924年)と「Bye Bye Blues」 (1929年)は、フォックストロットの軽快なリズムやステップが聴こえてくる。
ジャネット曰く「軽薄軽妙、これは、私たちにとって新しいスタイルよ」。そしてパーラー・ボーイズのお馴染みイアン・ウィットコムが作曲した「Ambling Along」では、古き良きイギリスのミュージック・ホールが描かれる。
さあ、もう一度“Whoopee”にタイムトリップ!
○こちらもオススメ!