フィレンツェ歌劇場~2011年3月、日本公演【NBS公演情報】
イタリア統一150周年を記念し、オペラの生地、芸術の都からの特別派遣!
4度目を数えるフィレンツェ歌劇場の来日公演は、イタリア統一150周年を記念し、イタリア・オペラの二大作曲家、ヴェルディとプッチーニの代表作『運命の力』と『トスカ』の2本を携えての5年ぶりの実現となります。桜の開花に先がけてフィレンツェの春を撒き散らし、オペラ・ファンを夢見心地にさせてくれます。
オペラ上演の出来は指揮者の力量で決まるといって過言ではありません。オーケストラやコーラスを統率するのはもちろんのこと、出演歌手を決めるのも指揮者ですから、ズービン・メータの眼鏡にかなった歌手は、折り紙つきの実力者なのです。メータとフィレンツェとの結びつきは、40年以上前にさかのぼります。誰からも「マエストロ」と呼ばれて尊敬され、愛されている存在です。一方、メータは世界中を飛び回って活動していますが、フィレンツェの郊外、トスカーナの景観を一望できる丘に居を構えています。このことからも、いかにメータがこよなくフィレンツェを愛しているかがわかります。
2011年はイタリア統一150周年の記念の年。それに合わせて、フィレンツェ歌劇場は新たに38歳のフランチェスカ・コロンボ女史を総裁に迎え、新しいオペラハウスを建設中です。今後ますますフィレンツェはオペラの生地として、イタリア・オペラの発展に重要な役割を担っていくことになるでしょう。今回の日本公演期間中、3月17日の『トスカ』東京公演初日がイタリア統一が宣言された日にあたります。フィレンツェ歌劇場はオペラを生んだ芸術の都の誇りと威信をかけて、日本の観客にイタリア・オペラの究極の醍醐味を届けてくれます。
■フィレンツェ歌劇場 日本公演概要
「トスカ」 全3幕 ジャコモ・プッチーニ作曲
指揮: ズービン・メータ / 演出: マリオ・ポンティッジャ
3月13日(日) 3:00p.m. 会場:神奈川県民ホール
3月17日(木) 6:30p.m. NHKホール
3月20日(日) 3:00p.m. NHKホール
トスカ:アディーナ・ニテスク
カヴァラドッシ:マルコ・ベルティ
スカルピア:ルッジェーロ・ライモンディ(3/13,3/17)
スカルピア:ジョルジョ・スリアン(3/20)
アンジェロッティ:アレッサンドロ・グエルツォーニ
堂守:ファビオ・プレヴィアーティ
■入場料(税込)
S=¥52,000 A=¥45,000 B=¥38,000 C=¥30,000 D=¥25,000 E=¥15,000 F=¥12,000 [横浜公演:E=¥14,000 F=¥11,000]
「運命の力」全4幕 ジュゼッペ・ヴェルディ作曲
指揮:ズービン・メータ / 演出:ニコラ・ジョエル
3月14日(月) 4:00p.m. 東京文化会館
3月16日(水) 6:00p.m. 東京文化会館
3月19日(土) 3:00p.m. 東京文化会館
3月21日(月・祝) 3:00p.m. 東京文化会館
レオノーラ:アマリッリ・ニッツァ
ドン・アルヴァーロ:ワルター・フラッカーロ
ドン・カルロ:ロベルト・フロンターリ
グァルディアーノ神父:ロベルト・スカンディウッツィ
メリトーネ:ロベルト・ディ・カンディア
プレツィオシッラ:エレーナ・マクシモワ
■入場料(税込)
S=¥52,000 A=¥45,000 B=¥38,000 C=¥30,000 D=¥25,000 E=¥15,000 F=¥12,000
※やむを得ない事情により出演者が変更となる場合がありますが、出演者および配役の変更にともなう払戻し、公演日の振替はできません。正式な配役はすべて当日発表となります。
●2演目セット券(S,A,B券) 電話受付開始9月11日(土) 10:00a.m.より
●一斉前売り開始 10月2日(土)10:00a.m.より
*セット券で満席になった場合は、S,A,B券が発売されないことがありますので、ご了承ください。
●第2次発売 2011年1月29日(土) 10:00a.m.より
(NBSチケットセンター 03-3791-8888)