ラプソディー・オブ・ファイア、全7章で構成された“シネマ・スコア・メタル”
大作“ダーク・シークレット・サーガ”で描かれた新たな物語。壮大かつ劇的に描いた究極のファンタジー・メタルが完成!イタリア産エピック・シンフォニー・メタルの最右翼、ラプソディー・オブ・ファイアのアルバム『ザ・フローズン・ティアーズ・オブ・エンジェルズ』に続くミニ・アルバム到着。本作はダーク・シークレット・サーガの新たなる章として存在するべく物語を綴った、35分、全7章で構成される大曲を収録した“シネマ・スコア・メタル”の象徴となる作品である!
2010年冬から2011年春にかけてワールド・ツアーを予定していたRHAPSODY OF FIREは、ツアー開始までの期間に新たな名盤『The Cold Embrace Of Fear–A Dark Romantic Symphony』と題された35分にも及ぶ曲が収められた作品を完成させた。『The Frozen Tears Of Angels』のレコーディング中に既に部分的に出来上がっていたものの、全てを完成させるためには更なる時間を要したため、フル・アルバムのリリース後にもすぐにこの作品を仕上げるためレコーディング作業が続けられた。
「この特別なCDのために我々は35分にも及ぶ大作のような曲を作り、その曲を7つの部分に分けた。楽曲のタイトルや曲の長さから見て分かるように、この作品ではRHAPSODY OF FIREが持つ映画の世界やオーケストラ寄りの部分を体感することができるだろう。自分たちが愛する映画の世界は、RHAPSODY OF FIREの作品を作るにあたり常に大きな影響を与えていたのは事実である。」とルカ・トゥリーリは語る。「これはとても長い曲であり、とてもシンフォニックでサントラのようにオーケストラが大きくフィーチュアされて、ナレーションやセリフも入っている。今まで以上に映画の臨場感を出そうと試み、ダイナミックな音に仕上げた作品だ。また英語のナレーションによって様々なキャラクターを表現できたことも作品のプラスになっている。目を閉じて新たな感情の次元の中に存在する我々の作った音楽と共に冒険をしてもらいたいと思っているよ。このシンフォニーのような大作の歌詞は『The Frozen Tears Of Angels』と関連した新たな章、「The Dark Secret Saga」が題材となっている。
更にルカは説明する:「氷に満ちた北の国の国境への冒険の後、様々な苦難や己と闘いながらも主人公の5人はハー・クーンの古城に辿り着く。それはまさに氷と雪の中に閉じ込められた悪のモニュメントでエリアンの書が存在する謎に満ちた場所である。『The Cold Embrace Of Fear』はハー・クーンの世界へと突入しようとする勇者たちと、聖なる書を追い求める様をドラマチックに描いた作品だ。勇者たちはその冒険の中で世の中を脅かす暗黒の謎を知ることとなる。また僕はシンボリズムや古くからの知恵、そして霊的進化に基づいて、この物語と現代社会を繋ぐ「橋」を作った。現代心理学や様々な自我の探究を少しでも経験していればラビリンスのようなハー・クーンの隠された構造が明らかとなるはずだ。」
今回もクリストファー・リーがメイン・ナレーターとして選ばれている。「このような作品を作り、彼の存在無しではリリースすることは不可能だと思っていた。リー氏はRHAPSODY OF FIREファミリーの一員だ。彼のことは役者としてだけではなく友人として愛しているよ。彼の魔法のような性格から古代の王が持つオーラを感じることができる。」
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