加藤清史郎が声優で参加した心温まる感動作!
子供だけでなく大人も楽しめる作品。
最初は食べるつもりだったのに…。
肉食恐竜と草食恐竜が親子!?大自然のやさしい出会い。
草食恐竜のお母さんに育てられた肉食恐竜のハートの成長を通して、親子の絆や思いやりの心といった大切なメッセージを優しく描いた切なくも心温まる感動作。
<ストーリー>
ある日、草食恐竜のマイアサウラのお母さん(原田知世)は、川に落ちていた卵を拾う。卵からかえったハートは仲間たちとは違う顔をしていた。群れのボスはハートを肉食恐竜かもしれないと考え、踏み殺そうとする。命がけでハートを助けたお母さんは群れを離れ、ハートを育てることを決意する。お母さんの実の息子であるライトとともに、ハートはすくすくと成長していく。お母さん、そして本当の兄弟のように仲の良いハートとライト、三人家族の幸せな生活はいつまでも続くかのように思われた。草やどんぐりなどを食べることができないハートは、食べることのできる柔らかい木の実を探して、草原へと駆け出していった。そこで「大顎(おおあご)」と呼ばれ、恐れられている肉食恐竜のティラノサウルス、バクー(別所哲也)やゴンザに出会い、自分が何者であるのか知る。そして自分がお母さんやライトを食べてしまうのではないかという恐怖心から姿を消すのだった。
月日は流れ、子供だったハートは肉食恐竜ティラノサウルスとして立派に成長していた。体を鍛え、獲物を捕らえる日々の中で、ハートはお母さんを思い出す。なぜお母さんは種族の違う自分を、こんなに大切に育ててくれたのだろうか。もしかしたら食べられてしまうかもしれないのに。そんなときハートは草原で卵を発見する。ハートが卵に近寄ると、卵から草食恐竜のアンキロサウルスの赤ちゃんが転げ出てきた。美味しそうな赤ちゃんを見て、ハートは言う。「おまえうまそうだな」その声にハートを見上げたアンキロサウルスの赤ちゃんは、目を輝かせてハートに飛びついた。「お父さん!」自分の名前をウマソウだと思った赤ちゃんは、ハートを父親だと思ったのだった。ハートは戸惑いながらも、つぶらな瞳で自分を見つめるウマソウ(加藤清史郎)を息子として育て始めるのだが。
<キャスト> |
<スタッフ> |