話題の1枚!根本昌明が巨匠デムスを迎えての“ベートーヴェンへの感謝の夕べ”
独学の指揮者、根本昌明が1996 年以来の「ベートーヴェンへの感謝の夕べ」コンサートを開き、満員の大盛況となったライヴDVD が発売。
いよいよドキュメンタリーが、TV放映決定!
TBS系「紳助社長のプロデュース大作戦!」(3月12日(土)15:00~)で紹介される予定です。
【曲目】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調「皇帝」
同:交響曲 第9番 二短調「合唱付き」
【演奏】
根本昌明(指揮)
イェルク・デームス(ピアノ)
安藤赴美子(ソプラノ)、小川明子(アルト)
大槻孝志(テノール)、青山貴(バリトン)
東京フィルハーモニー交響楽団
二期会合唱団
【収録】
2010年7月25日 東京オペラシティ・コンサートホール(ライヴ)
【仕様】
NTSC 片面2層、カラー、MPEG-2、16:9 ワイドスクリーン、リージョン2、ドルビーデジタル・ステレオ、収録時間:「皇帝」45 分、「第9」77 分)
※「ベートーヴェンへの感謝の夕べII」に寄せて (音楽評論家・作詞家 湯川れい子氏)
・・・(前略)なぜかマジックが起こった。ベートーヴェンの交響曲第9 番二短調の第2 楽章に入るあたりから、ホールの空気の密度が明らかに変わってきてひとつのエネルギーの塊のように、聴いている私の耳を引き寄せ、体を引き寄せ、いつか私は汗ばみ、胸を鷲掴みにされて身を乗り出し、そのことにふっと気がついた時、ポロリと涙がこぼれていた。(後略)(ライナー・ノートより抜粋)
※こんな「第9」を待っていた! (音楽評論家 浅岡弘和氏)
・・・(前略)かつて聴いたことのないような途轍もない「第9」だった。まず第1楽章は最高と言っても良いだろう。第1主題提示の超巨大でしかもイナズマのような鮮烈さ!金管やティンパニを全く抑えないで炸裂させたためが、各声部が絶妙にずれと何とも壮絶な響きが醸し出されていたのである。根本の「第9」こそベートーヴェンという、かつて200 年前に実在した空前絶後の型破りな男の思念が音の波となり、そのまま怒濤のように押し寄せて来たような演奏であり、心底圧倒された。(後略)(ライナー・ノートより抜粋)
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