初出ライヴ!コーガン、バルシャイ、ロストロポーヴィチによるベートーヴェン
こんな音源が残っていた!
コーガン、バルシャイ、ロストロポーヴィチの3神によるベートーヴェンのトリオ、初出ライヴ。
これまた凄い音源が出現しました。コーガン、バルシャイ、ロストロポーヴィチの黄金トリオによるベートーヴェンの弦楽三重奏曲のライヴです。この3巨匠は1956年に旧メロディア・レーベルへ同曲を録音していますが、当盤はその4年後、1960年6月にプラハで行われたコンサートのライヴ録音で完全初出。コーガン、ロストロポーヴィチの神業はもちろんながら、指揮者としてのイメージの強いバルシャイが全く2巨匠のひけをとっていないのがさすが。まるで3つの弦楽器のための協奏曲かとみまごうソロイスティックな見事さが光る演奏で、こんなに刺激的なベートーヴェンの弦楽三重奏は滅多に聴けません。単なる技巧の見事さだけでなく、音楽性と表現力の深さも驚き。まさに神のひとことに尽きる音源の出現です。
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲ト長調 Op.9の1
同:同ハ短調 Op.9の3
同:同変ホ長調 Op.3
【演奏】
レオニード・コーガン(Vn)、ルドルフ・バルシャイ(Va)、ムスチスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
【録音】
1960年6月2日;ルドルフィヌム、第15回“プラハの春”音楽祭ライヴ
【関連タイトル】